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2008年5月26日 (月)

主張するおやつ

なんと言うことか、ちゃんとグルメ情報です。

おやつをちょっと食べるのっていいですよね。
しっかりとした食事とはまた異なる楽しさがあります。
ついつい食べ過ぎてしまったりしますが、
それでも、また買ってしまうもの。

台湾でも、おやつをちょこちょこ食べる、というのはみんな好きなようです。
日本より屋台や出店に規制がないと言いますか、
要するに黙認していますので、街角のあちこちに屋台が見られます。
台湾ではほとんどの店で持ち込みを気にしないので、
あっちで生ジュース、あそことここでおやつを買って食べ歩き、
疲れたらに店に持ち込んで夕飯、デザートにカットフルーツを買って帰ろう。
なんてことも、自由にできます。
休日なんかに集まると、そんな風に食べ歩くのが楽しみの一つなようです。

これに対して、我らが孤独な日本人、まあ要するに私が、
一人じゃ夕飯作るのも面倒だなー、と思いつつ、あふれる屋台の光に誘われ、
その中の一軒にふらふら近寄ったわけです。

Img_3536s


(クリックすると拡大します)

モザイク部分は車のナンバーです。なぜ荷台に大きくナンバーを書くのか、
という点自体もかなり不思議なことではありますが、今回は店に注目です。

台湾の出店にはここのように、自分で適当な品目を選んで取ると、
それを店の人が調理してくれるシステムの店があります。

ここの店は…なんと言うのでしょうか、この店の総称は。
とりあえず鹹酥雞と書いてある店が多いです。
鶏肉はもちろん、鶏皮、イカリングや練り物、ソーセージやらホルモン系も色々、
エリンギやピーマンまるごと、フライドポテトまで、
けっこうな種類の中から、自分で食べたいものを取ります。

ガサガサ取ったものを渡すと、
サッサとハーブのようなものを入れ、
グラグラ煮立った油にぶち込んでくれます。
カラカラと良い感じに揚がりますと、
ジョキジョキはさみで一口大に切りまして、
ガンガン塩胡椒と唐辛子(調節可能)をかけて、
バサバサトレイの上で混ぜます。
それを、
ドザッと紙袋に入れますと、
ブシッと竹串を刺しまして、
クルッとビニール袋に入れましたらできあがり。
ブスブス竹串で刺しながら、
モグモグやって帰るわけです。

非常に不健康感溢れる一品ですが、そこが台湾の人の心をとらえて離さないものか、
本当にどこでも見かける割に、かなり売れてます。
この店にも徒歩や原付で客がひっきりなしに来ては、色々と買っていきます。

この店、主食のようなものは売ってませんし、飲み物も売ってません。
ですが、簡易的に座席も用意してあったりするので、
やはりこの類の店というのは、つまみながら食べる「おやつ」なのだと思われます。

イカリングと鶏皮を買って55元。
相場はわかりませんが、まあこんなものでしょう。
何気なく食べ始めまして、食べ終わるまで二時間ほどかかりました。

うまい言い方かはわかりませんが、
ケンタッキーフライドチキンでボックスを一人で買って、
食べる時の一本目の溢れる喜びと、数本目でぶつかる後悔の念を、
かなりリーズナブルに体験できるという意味では効率の良い食べ物と思います。
ご飯はしっかり食べたい派の私ですが、
この日の夕飯はコンビニの日式そうめんで済ませました。
この「おやつ」、以後は主食と一緒に食べたいと思います。

誤解の無いように言うと、基本的にはとても美味しいです。
ただ、できれば数人でわいわい買って、
ビールでもあけながら摘むときに、彼らと出会えていれば…。

非常に不思議なことに、台湾の人はこれを一人で食べているようなのです。
今回これを買いに来ていたのも、ほとんど一人客でした。
台湾の人はどうやって、これを「おやつ」にした後で夕飯を食べるのか…。

こうした点が、意外に我々ガイジンが最もわからない点かも知れません。
なにせ、知らなくても何も困らないので。

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