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2008年6月16日 (月)

うまい、まずい、わからない(2)

なんだか、色々起こってますね
日本では、こちらがかなりもめていることを知って、
ようやく本腰入れて報道されだした感じですが、
台湾では沈没当初からかなり勢いよくマスコミで取り上げられ…いかんっ。
役に立つところだった。

「最も役に立たない台湾情報サイト」を標榜する当方としては、
こんな時こそ、より一層奮い立って、
役に立たない情報を皆様へ積極的に配信していこうと思います。
ああ平和だなあ。

さて、今日ご紹介しますのは、「よくわからない味」第二弾。
日本から台湾へ観光へ来られる皆さんなら、
わりと見たことはあって、食べてみるかはわからない、
台湾たこ焼きとでも言うべき「章魚小丸子」のお話です。

埼玉生まれの埼玉育ちで、たこ焼きに関しては全く一家言もない私ですが、
これが、とりあえず日本のものとはやや違うようだ、ということはわかります。

Img_3921s

(クリックすると拡大します)

鉄板は同じもののようで、
タコが入っていて、マヨネーズとソースを塗り、
かつお節をかけるというのも、それほど珍しくはないでしょう。

一つの特徴は作り方で、
ほどほどに焼き上げたたこ焼き風のものを、
鉄板に油を注いで揚げます。
隠し技とかそういうレベルではなく、かなりしっかり揚げています。

そんなわけで、ソースをあまり塗らないこともあり、
基本的な食感は揚げ物です。
食べる側も揚げ物が大好きですので、
揚げ物感を強くした方が売れるのかも知れません。
実際に先日も、ある屋台で章魚小丸子を買ったところ、
おばちゃんに「どこの人?」と聞かれたので「日本人だ」と答えたところ、
「日本のたこ焼きは美味しくない。柔らかすぎる。
 こっちの方が美味いから、毎日食べに来い」
と猛烈プッシュされました。
まあ、こちらとしては「柔らかい」方が好きなわけですが。
私の油処理力の低さのため、せっかくのお誘いでしたが毎日は行ってません。

そんなわけで、カリカリ感をかなり重視する一方、
中のトロトロ感はあまり重視していないようですが、
味にうるさくない私には、細かいことはわかりません。
なんてグルメ情報だ。

とは言え、揚げたこ焼きというのもありますし、
油のもたれ感も、一舟程度なら問題ありません。
食感に関してはそれほど「わからない」と言うほどのこともないです。

基本的にしょっぱい物好きの私にとって、
一番「わからない」のがかかっているマヨネーズの甘さです。
台湾のマヨネーズは、基本的に甘いです。
正直に言って、これは日本のマヨネーズの方が好きです。
味の優劣と言うより、マヨネーズを甘い物として認識できない、
私の意識の狭さの問題でしょうが。

彼らにとってはこれがマヨネーズなので、章魚小丸子にもしっかりかかります。
章魚小丸子にはワサビ味・原味・辛味の三種類があって、
今まで前の二種類を試しただけなのですが、
辛味であの甘いマヨネーズがかかるとどうなるのか、想像が難しいところです。

さて、そんなこんなありまして「わからない味」として紹介してきましたが、
関西圏の皆様からは猛反対される可能性を感じつつも、
総じて言ってしまうと、これ、美味しいんではないかと思います。

確かに、油多め、マヨネーズ甘めと、
いくつか「わからない」ポイントはありますが、
たぶん、私はそのうちまた買います。

ちっとも美味しそうでない紹介なので、全く要望はないと思いますが、
この味を「うまい」と思うためのコツを一つ。
「たこ焼き」という概念から切り離して、
頭に完全に別の「章魚小丸子」として位置づけてやることです。
別物と割り切れば、味を冷静に評価できて、うまいような気がしてきます。

と言うより、たぶん「うまい」のでしょう。
我々の普段考える基準とは少しずれるのかも知れませんが。
考えてみれば当たり前のことで、本当にまずかったらすぐに無くなってます。
色々な場所で見かけますし、子供から大人まで、かなり売れてますので、
少なくとも台湾の人には好まれる味のはずです。

あなたもまっさらな心になって、台湾で一人、
章魚小丸子に向かい合ってみてはいかがでしょう。
何だか良くわからない気分になること請け合いです。

まあ、これに限らず、
相手が変なことを言っているようでも、
相手は何のためにこれを言っているか、
本当に自分に対して言っているのか、誰か別の人のために言っているのでは、
などと色々考えてみると、実際のところ何でこんなにもめているのか
ということが少しははっきりして、うまく対応できるも知れませんね。

ああ、なんか今回は少し役に立つことを言ってしまった気がします。
悔しいなあ…。

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コメント

台湾人は「酥酥脆脆」の感覚すごい好きですよね~。
なんでもかんでも酥酥~パリパリ。
魚も半分揚げて、焼くことは臭いといってしない。

でも日本の料理までケチつけられると
がぜん「なにおー」って気になっちゃいますわ(笑)

台湾のブログでもタコヤキについて
揚げすぎて、自分は日本の方が好きだ!と
書いたことがありますが、
台湾人からのコメントはやっぱり無かったなあ。ww

投稿: reachia | 2008年6月16日 (月) 18時11分

言われてみれば、料理のうまい台湾の友人も、
魚の煮付けも一度軽く揚げると良い、とか言ってましたね。
日本の人の柔らかモチモチ、ふわふわトロトロ志向もなかなかのもんではありますが。臭豆腐も、中をふわふわトロトロにしたら受ける…か?

投稿: 書く文和 | 2008年6月17日 (火) 15時49分

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