活きる(猛烈に)
オー! モーレツ!
というのは、古いコピーとは言え、
カタカナにするなんて上手いことやったな…と思って、
ちょっとyoutubeなど見てみたら、普通に「猛烈」と書かれていました。
あれ、いつから誰がカタカナにしたんでしょう?
むしろ、あの時代を表現するものとして、
カタカナを使って表記した人がいるならすごいような気がします。
個人的には、「いつの間にかカタカナになっていた」方がすごいとは思いますが。
まあ、日本の昔の話はいいのです。
私が言いたいのは、今の日本では漢字を使うと、
妙に力強かったり堅苦しかったりするように見える、ということです。
当たり前ですが、この見え方を生んでいるのは、
漢字に堅いイメージを伴う日本の人の漢字の使い方なわけです。
ですから、漢字だけ使っている人たちには「そんなことねーよ」で済む話。
台湾や大陸では、基本的に漢字しか使えませんから、
当然、たいていのことは漢字で書いています。
柔らかさやくだけた感じも漢字で表現されていますから、
その辺を日本の人が見ると、妙な違和感を感じてしまうことがあります。
そんな違和感を、身近ではっきり感じるのが食べ物。
しばらく前にご紹介しました「消化餅」も、妙にガチガチとした印象を受けます。
漢字が日本語話者に与える「理に適った感じ」がそうさせるのでしょうか。
先日、海鮮料理の店に行きました。
学生街にあるということもあってか、それなりに手頃な値段で、
なかなか豪勢に皿が並ぶのは面白いものでした。
店頭では日本と同じように、
水槽を並べて泳ぎ回る魚を見せたり、
冷凍ケースに今日仕入れた貝を山盛りにしたりと、
魚介類の新鮮さのアピールを欠かしません。
実物のディスプレイは日本以上と言ってもいいですが、
もちろん、看板も青を多用しして、「海鮮の店」をこれでもかとアピールしております。
こんな具合に。
生猛活海鮮。
うっかり油断して入っていくと、
エビの角にひっかけられたり、魚の尾鰭で張り飛ばされそうです。
「猛活」の字面から、美味そうな雰囲気を受け取れないあたりに、
日本語話者の限界を感じる今日このごろであります。
そして、あらためて写真を見直してみて、
看板のセンターが「放山羊肉爐」となっているのがびっくりです。
海鮮押しなさいよ。
我々も、日々を猛活に活きていきたいものです。
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