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2008年7月10日 (木)

デザインは方円の器に随う

夏に旅行をしようかと思い、二週ほど前から50元玉貯金を始めました。

50元玉は、台湾で通常使われるものでは最高額の硬貨です。
日本で言うところの500円玉くらいの感覚でしょうか。
一日普通に生活しておいて、
家に帰った時に財布を開けて、50元玉が入っていたら、
それを何も考えずに貯金箱へ入れる、というシンプルなものです。
自慢じゃないですが、私の意志力のなさは半端じゃありませんので、
余計なことを考える隙を与えずに済むこの方法はなかなかいいです。
何より、50元玉が重いので、すごい金額が貯まったような気がして嬉しいです。

と言うことで、貯金を始めるにあたり、
目の前にわかりやすく貯金額を意識しようと思い、
貯金箱を買おうと思ったわけです。
近くの雑貨屋に行きました。

しかし、どれも一長一短。なかなか決め手に欠けます。
そんな迷える私を一喝するかのように、この貯金箱が現れました。
これです。

Img_48481s


(クリックすると拡大します)

ちょっと写真写りが悪いですが、
良くありそうな、シンプルな熊の貯金箱です。
お腹にはこうあります。

Happy bear! What makes you so happy?
(幸せクマさん! 何がそんなに幸せなの?)

なんか詰問調に聞こえるのは私だけなのでしょう。
幸せで何よりです。

しかし、本当にすごいのは箱の方。
同じシリーズの貯金箱のラインナップ紹介です。

一見すると、別に何ということもない、
かわいげな貯金箱が並んでいるようにも見えるでしょう。
ですが、よくよく注意してご覧ください。

わかりますか。

そう。

全ての貯金箱の絵を黒塗りしてみて貰えればわかります。
シルエットが同じなのです。

つまり、製造の際に、型は完全に同じものを使い、
色と模様だけ変えている、ということです。

水は方円の器に随う、と申しますが、
中身は関係なく、一つの決まった形に合わせて収まっていく、というその姿勢。
まさにこの貯金箱、先哲の言葉を忠実に守った一品と言えましょう。

ですから皆様におかれましては、心を広く持って、
「この蛙、なんかデッサンがおかしいだろ」とか、
「4のペンギンに耳あるのとか、もう訳わかんねーよ」とか、
そうした小さいことは、気にしてはいけません。

何よりも、そのデッサンがややおかしいように見える蛙を、
パッケージデザインにまで抜擢してしまう、という度胸に、
私は感心してしまうのです。

その、どんなデザインも飲み込む無限の度量で、
私の50元玉もどんどん貯め込んでいって欲しいものです。

なおこの商品、台湾で売ってたものですが、
大陸産ですのでご注意ください。
日本で売ってても買うなあ、これ…。

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コメント

貯金箱かわいい!!私も間違いなく買いますな.
それにしても,カエルもクマもシルエット同じだったとは...よくクマの絵を描く私としたことが全然気がつかなかった!

何がそんなに幸せなの?

馬鹿にされているぞっ!気が付けクマよ・・・

500円玉貯金実践し始めて早5年.なかなかな額がたまってますよん.
ただ・・・
おつりで500円欲しさに,些細な金額の買い物でも小銭で支払わず,札を出すというかなり迷惑な買い物客です.
600円だったら1100円出す.これ常識です.

貯めるのは良いけど,貯金をしに銀行に持っていくのが恥ずかしいんですよね.
完全にタンス預金化していますよー.

投稿: あ | 2008年7月10日 (木) 19時37分

>あ さん
気持ちは非常にわかりますねえ。
食費の安いこちらでは、一食の代金をいかに50元以下に抑えるかが勝負です。
まあ、50元がどんどん隔離される分、
今までより生活費の減りが激しいわけですが。
貯金箱の重さが鈍器のレベルに達しつつあるので、
旅行出発前に両替しないといけないなあ・・・

投稿: 書く文和 | 2008年7月10日 (木) 21時32分

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