映画館の禁止事項をご紹介します
はい、昨日見てきました「Red Cliff」。
こう書くと、毎週映画館へ足を運んでいるように思われそうですが、
別に、そんなに映画好きな方でもありません。
ただ、この夏はたまたま見たい映画が続いたのです。
と言って見たのが「カンフー・パンダ」では、
いかにもブームに乗って見た感じでいまいち説得力に欠けるわけですが。
いやいや、それでも「Red Cliff」は違うのです。
「Red Cliff」=「赤壁」。そう、これは、
私が前から好きな三国志の映画なのです。
「赤壁」ではオッサンしかウケない感じがするので、
若者向けに邦題を英語にしたのだろう、
という様子がうかがわれて、少し悲しくはありますが。
まあ公開してくれればいいのです。たしか11月公開のはず。
一方、台湾では一昨日、7/10が公開日でした。
台湾では、歴史物は「おじさんが好きな物」といったような意識はないようで、
歴史ドラマも人気俳優やアイドルを主役に起用したりして、
全世代に人気があるもののようです。
三国志に関しても同様で、
特に男子については、日本の「三国無双」のオンライン版や、
三国志を舞台にした台湾製オンラインゲームも山ほど出ていますので、
むしろ20代くらいに一番人気があるのかも知れません。
その上に、今回の映画では、
金城武やらトニー・レオンなどの日本でも知られたスターも多く出る上に、
台湾でえらく人気ある、タレント兼モデルの林志玲が銀幕デビュー、
ということで、男女にまんべんなく人気が出る可能性も大。
順当に考えて、ヒットしないことが考えづらいわけです。
そんなわけで、公開二日目の昨日も、
観客のほとんどが若いカップルや友達同士です。
私が行ったのは午後十時半の回だったのですが、ほぼ満席。
それでも、一日に十数回というすごいローテーションのおかげか、
立見客はおらず、広めのシートでゆったり観劇できました。
そして、例によって中国語放送、中国語字幕ですから、
よく聞き取れないものの感想は怖くて書けないわけです。
まあ実のところ、
今回は勝手知ったる三国志の映画ですから、ストーリーはだいたい飲み込めました。
でも万が一違ってたら危ないから言いません。
どうしても感想など知りたい方は、台湾や大陸の映画評サイトなどご覧ください。
とりあえず三国志にあまり詳しくない方には、
放映開始5分あたりはかなり衝撃シーンな気がします。
曹操、短気すぎだろ。
まあ、それは良いとしまして。
映画館内は撮影禁止ですので、
今回は、私が行った映画館での禁止事項をご紹介します。
台湾で映画をご覧になる際は、皆さんもご注意ください。
- 温かい食べ物を持っての入場はご遠慮ください。
- 映画館内は全面禁煙です。
- 画館内でビンロウを噛むのを禁止しております。
- ペットを連れて入るのはおやめください。
- 劇場内に入る前に、携帯電話・PHS・腕時計のアラームなどをお止めください。
- 撮影・録音機材の持ち込みはご遠慮願います。
- 当劇場では、酒に酔われた方、もしくは法律上禁止されている薬物を使用されている方のご入場をお断りしています。
禁止事項など、日本とだいたい同じようで、意外とちがっていて面白いものです。
1の「温かい食べ物」というのは、
主としてハンバーガーやフライドポテトなど、
要するに某巨大ハンバーガーチェーンをイメージしているようです。
ただ、それに限らず、台湾では大抵の物はお持ち帰り可能ですので、
麺類や汁物でも、耐熱の紙パックやビニール袋に入れて持ち帰れます。
この辺まで食べられ始めると無法地帯ですから、禁止するのもやむを得ないところはあります。
なお、たぶん温かい飲み物なら大丈夫です。
どうしても映画館で熱々のスープが飲みたい、という方は、
ジュース用の紙コップにでも入れて、ストローで吸われてはいかがでしょうか。
もちろん、ダチョウ倶楽部みたいなことになっても一切責任は取りません。
3の「ビンロウ禁止」も、なかなか台湾らしい。
台湾の「悪習」として語られることの多いビンロウ*ですが、
まあ確かに、ファミリー向けの映画館にはあまりそぐわないものです。
ビンロウOKにして、上映する映画の種類を変えていけば、
別の種類の一部「ファミリー」の社交場になるかも知れませんが。
*なお今後、当サイトにおきまして、
ビンロウがそのものがどんなものでどんな嗜好品なのか、については詳しく説明しない予定です。
当サイトでやらなくても、詳しいサイトはいくらでもありますので。
その代わり、台湾でビンロウが、いかに普通で誰でも知っている嗜好品であり、
それでいて、タバコとも酒とも違う妙な距離感を社会と保ち続けているか、
ということを断片的に紹介していこうと思います。
詳しく知りたい方は、ネットで調べられるのも良いですし、
台湾に来られて噛んでみるのも良いかと思います。
まあ、あえて当サイト以外の情報を入れないまま、
「なんだかよくわからないけれど、普及している嗜好品」
としてのビンロウのイメージを過剰に膨らませてみる、というのもまた一興かと思います。
何でもすぐわかるネット時代に、あえて知らないものを作る喜び。
大人のゼイタクと申せましょう。
そして最後の項目7が非常に新鮮です。特に後者。
そりゃまあ、悪く出ると大変迷惑なものではありますが…。
日本に住んでいた人間から見ると、
それは映画館でなくて、警察が定める禁止事項なのでは、という気もしなくはありません。
ですが、こうやって、禁止事項としてはっきり書くあたりに、
台湾の不思議な現実主義的観点と言いますか、
合法・非合法は別にして、存在してしまっている事態は黙殺せず、
自分たちとしての問題として対策は打っておく、
という危機管理への姿勢が見えるような気がします。
いかん、何か最後がシリアスになってしまいました。
しょうがない、最後におまけで「赤壁」ネタバレ感想
(ただし、本筋には関係ないどうでもいい箇所)を少しだけ。
以下、ドラッグ反転してご覧ください
↓↓↓↓↓↓↓
関羽、馬乗れよ。
関羽役の役者さん、過去にチンギス・ハーン役もやってるはずなんで、
馬乗れないはずないんですが。
まさか、どんな馬を用意しても「こんなの赤兎じゃない!」
と言われてしまうのでしょうか。特に道教系の人とかから。
でも、殺陣自体は個人的に一番かっこよかったです。
やっぱり長柄武器は豪快でいいなあ。
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