« 車に貴賤なし | トップページ | 2008/5/18~5/24はこんなこと書いてました »

2008年7月20日 (日)

はたらく警察を紹介します

今日は、豪華にも一日二回更新です。まずは早朝に一つ。
え、土曜に更新しなかった分を載せてるだけだろ?
人間、大事なのは気の持ちようです。

ある日、私の住んでいる大学の前に、夜になると警察がいました。

Img_59991s


(クリックすると拡大します)

おや、何かの事故かな、と思っていると、

何もおこりません。

大学の前は、高速道路に繋がる大きな道路になっています。
特に警察が車を止めている側は、高速から降りた車が通りますから、
時にスピードを出しすぎる傾向があります。
それで、おそらく監視しているのでしょう。
わざわざ警官が二人、誘導棒を持って立つ念の入れようです。
その立ち居振る舞いが、あまりにもわかりやすく威圧的だったので、
ご苦労様です、と思いつつも、半笑いで通り過ぎました。
すいません、どうしてもコントっぽくて

まあ態度こそ、コントまがいに偉そうなものではありましたが、
こうした犯罪を未然に防ぐ行為というのは、
終わりもなく、成果も目に見えにくいだけに、
私などは、その忍耐力と努力に感心してしまいます。
まったくえらいことです。たとえコントっぽくても(もういい)。

検挙率も大事なのかも知れませんが、
捕まえればいいと言うものではありません。
数値で出にくい努力も、ちゃんと評価したいものです。

交通違反を抑止する際に、車から良く見える場所にいる、
というのは理に適っていて、効果があるように思います。
スピードを出しすぎないように見張るわけですから、
一台一台を捕まえるのは大した意味はなくて、
警察を見て「気をつけないと」と車の流れ全体が気付き、
スピードを抑えることの方が大事なわけです。

確かに、捕まえないと身に染みないだろう、
という性悪説的見方も一理あるとは思うのですが、
私は性悪説よりも、ある種もっと悪い考え方をしています。
人はおおむねみんなアホなので、たとえ捕まったところで、
忘れるものは忘れると思うのです。
ですから、こうやってわかりやすく不定期に警告して、
「あ、やめとこ」とその場その場で思わせるのが良いように思います。

台湾の、こうした警察のやり方には、
「まあ、そりゃほっといたらやるだろ」と考えて、
抑止というものが実にわかりやすい形で行われ、
人々もそれを必ずしも「人を犯罪者みたいに思いやがって」とはとらえずに、
「まあ、そりゃほっといたらやるからね」と考えるような、
「あっけらかんとした性悪説」とでも言うような発想が根底にあるような気がします。

これがたとえば、
多くの車が違反を犯しそうな場所近くの物陰に潜んでいて、
ちょっと違反したら、それっ、とばかりに飛び出してきて捕まえる。
そんな陰湿なやり方をしていたとすれば、
捕まる側は警察を憎むようになるばかりで、
要は警察の目さえ盗めればいいんだな、
とすら考えるようになるのではないでしょうか。

抑止目的なんですから、
はっきり目に見える場所にいて、やめとけよー、と目に見える態度で示す、
というのはわかりやすくて良いと思うのです。

まあ、警察が違反を未然に防ぐことを評価してもらえず、
違反者を一定数検挙しないと評価されない、
という状態の国がもしもあるのならば、
検挙数確保のための取り締まり、というおかしな状態になったとしても、
仕方がないのかも知れないですが。

…いや、そんな馬鹿げた国があるわけないですね。
そうだとすれば、明らかに制度の方がおかしいのですから、
制度を変える方向に動いたらいいだけのことですから。

今の状態の問題を見て、よりよくすることを考えるよりも、
とりあえず既存の制度を重視して、いかに優先するかを考えるなんて、
そんな頑迷で、しかも自分では何も考えられないような話が、
通る国があるわけないです。うん、絶対あるわけない。

警察の皆様、本当にご苦労様です。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
↑ちゃんとした台湾情報はこちら。私もふっさり混じってますので、
一日一回押してくれると喜びます。一日一善。

|

« 車に貴賤なし | トップページ | 2008/5/18~5/24はこんなこと書いてました »

行動」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: はたらく警察を紹介します:

« 車に貴賤なし | トップページ | 2008/5/18~5/24はこんなこと書いてました »