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2008年8月14日 (木)

知らない街で知ったフリ(新竹→苗栗、2008年8月13日)

頼みの綱のWifly、さっそく使えず。
これから用事があるため、詳細は明日。
今回のものは8月13日分の行程についてである。

前回の日記を書き終えた後、新竹県から出る道を間違え、かなり苦戦。
地元の人達は、日本で言う「国道○○号」「県道○○号」ではなく、
「光復路」「成功路」などの名前で把握している。
このため、「県道○○号を行きたい」という質問は通じない。
もちろん、同じ「○○号道路」であっても、
町ごとで道の名前は異なっていることが多い。
このあたりに慣れる必要がありそうだ。

それでも何とか一時間ほどで切り抜け、新竹~苗栗の山道に入る。
時折、二度目の田植えを終えた水田が広がる。
このあたりはまだ二期作だろうか、三期作もあると聞くが。
少し雰囲気が北関東の田舎に似ている気がする、
山間の水田の広がりは、日本の山村よりもやや大きいか。
もちろん、椰子系統の木があることで印象をかなり違えている。

このあたりの山村は客家系の人々が多く住む地域で、
どことなく雰囲気が違う、と書いた方が旅行記らしいのだろうが、
知見も少なく言語も不自由な自分には、よくわからない、というのが正直なところだ。
かろうじて、喋る言葉の違うことがわかる程度である。
まずは無知は無知として、やけにもならず、焦りもせず、淡々と進んでいく。

しばらくして、進んでいた道を外れ、山道をバイクで登った末、仙山に至る。
大きな廟だ。さらに上に歩くと泉があると言われる。
登り口の店では、水を入れるポリタンクも売っていた。
しかし、片道で45分はかかると言われ断念。このとき四時半。

出がけに満タンにして居たガソリンだが、
山道を走ったためか、半分ほどになっていた。
この後も山道なので、念のためにと付近のガソリンスタンドへ。
時既に遅く、五時で閉まっていた。
もう少し南下を続ける予定であったが、
今の道は今までと同じく山道が続いていくため、
次のガソリンスタンドも閉まっている危険性が高い。
急遽予定を変え、今進んでいる道を外れ、
標識に従って最寄りの都市である苗栗市へ。
結果的に、友人の実家である公館を抜けることになった。
ガス欠に怯えながらの下りであったため駆け抜けただけであるが、
古い街道沿いの山道、と言った風情で、
一軒一軒の家がかなり離れているところなど、
父親の実家である北関東の街道沿いの町に少し似ている気がした。

結果的に恐れるほどの距離ではなく、問題なく苗栗市に到達した。
とは言え、そのまま山道を行ってどうなったかはわからない上に、
心配しながらの運転もつまらないものだ。
近すぎて通過する予定だった苗栗市に、
一泊して色々見ることができたので良しとしよう。
たまたま水曜日だったため、付近の大きな廟である玉清宮で、
定例の夜市が開かれていた。なかなか運のいいことだ。

夜市をひとしきり見て回ったあとで、
老夫婦がやや元気なくやっている臭豆腐を食べた。
臭豆腐はまあ確かに臭いものではあるが、
揚げるとタレがよく染み、かふかふした食感がある。
妙に癖になる食べ物だとは思う。
ただし、豆腐をただ揚げるだけでも同じではないか、
という気持ちは今でもぬぐえないところだ。
夜市の喧噪を横目に、老夫婦ごしに一人で臭豆腐を食べる。
贅沢でもなく、楽しいというほどでもなく、旅愁を誘うということもない。

だが妙に落ち着く。
見ている景色と自分の間の距離が、
前世の記憶をガラス玉の中から見ているような、、
妙に離れたもののようになり、すぐ戻る。
眠いのだろう。

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