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2008年8月 4日 (月)

生々しいキャラクター

キャラクターはお好きですか?
すごい漠然とした質問から入りましたが。

可愛くデフォルメされたキャラクターは、子供だけでなく大人の心にも訴え、
つい視線を向けてしまうものです。

私などは、ちょっとした休み時間などに飲み物をもらった時、
紙コップにキャラクターなど描いてあると、無邪気にこちらを見ている視線に負けて、
何の気なしにぼーっと何十秒か眺めてしまったりします。
かわいげに描かれた顔というものは、本能的に人を引きつけるのかも知れません。

この前も、たまたま聞きに行った講演会の合間にお茶がふるまわれていました。
ご多分にもれず、お茶の紙コップの上にはかわいげなキャラクターが描かれています。
楽しい海、といった風情です。

Img_28731s


(クリックすると拡大します)

どうやら鯨ですね。
昆布らしきものをもさもさ食べています。
かわいいですね。

と、何気なく見過ごすところでしたが、
よく考えてみると、日本にいる頃には、キャラクター同士の共食い、
というのをあまり見たことがありません。

言われてみれば、キャラクターも、動物をモチーフにしたものなら、
食べたり排泄したり、食物連鎖に従って行動していても、
別におかしくはないわけです。

どうも日本という地域では、こうした「実物」と「キャラクター」の間に、
無意識で距離を置いているようです。
あまりにもキャラクターの元になっているものの性格を反映させてしまうと、
何か生々しさを感じてしまい、今ひとつ可愛さを感じられない、
という印象を持っているのでしょうか。

アメリカのカートゥーンなどでも、可愛いキャラクターがいきなり人を絞め殺したりして、
「うわあ、悪趣味だな」と思うことがありますが、
今回、この紙コップにほのかに感じたのも、その感覚に近いものがあります。

もちろん、日本にも可愛げなキャラクターが、
「あえて」残忍な行動などを取ったりする、というものはありますが、
これはほとんどが「あえて」する、というもの。
最初から可愛くデザインされ、可愛く行動することを目的として描かれたものが、
何気なく日常の中で生々しい行動を取る、ということは、まずないようです。
この可愛さと悪趣味さの境目が、日本はかなりはっきりしているように思います。

このあたりをまじめに掘り下げていきますと、
作り手も受け手も良くわからないまま共有されている、
日本のキャラクターやアニメの「質の高さ」なるものが、
一体どこで担保されているものなのか、ということを、
技術的な部分だけではない側面から考えるための、
非常に重要なポイントになっていくように思います。

…と、今回は半端に分析したところで、
書くことが終わってしまいました。どうしよう。
うすらとぼけた飛躍で終わるのが、私は好きなのですが。
あ、これも生々しさを嫌うということでしょうか。
単なる私の好みという気もします。

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