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2008年10月15日 (水)

先の見えない読書

さて、秋らしい話題をお伝えしている、今週の「文和の和文」。
今日は読書の秋です。

実は、数ヶ月前から新聞を定期購読しています。
子供新聞ですが。

何でだよ、とおっしゃるかも知れませんが、
特に中国語初学者にはけっこういいように思います。
日本の子供新聞とは違う一番のポイントは、
日本で言うところの「全記事フリガナ付き」新聞だという点。
つまり、漢字の読みがわからなくても音読ができるわけです。
まあ、そのフリガナに当たる文字(注音字母)は、
日本で触れる機会が少ないので台湾で覚えなくてはいけませんが、
しばらく台湾で暮らすのなら、覚えて損はない気がします。

それに、記事も少し日本の子供新聞のチョイスとは違っており、
記事そのものの面白さよりも、「これ子供に読ませるかー」
といった意味で感心したり驚いたりして、なかなかに面白いので、
わりと毎日楽しみだったりします。

台湾に来た当初は、近くのコンビニに置いてあったのですが、
なぜかしばらく前から売らなくなってしまったので、
思い切って一年間の定期購読をすることにしました。

ケチな私が定期購読に踏み切った一つの理由には、
定期購読特典が付く、ということがあります。

特典と言っても、基本的には子供向けの学習新聞なので、
学習模型やら国語辞典やらの、
「うーん、まあねえ」程度の魅力を、
私に向けて放ってくるものがほとんどだったのですが
中に一つ「これは!」というものがありました。

子供向けの三国志マンガです。

三国志好きの自分としては、
台湾で三国志がどう扱われているか、
特に今回の場合、子供に三国志をどう紹介しようとするか。
これを知る絶好の素材と言えます。
一も二もなく飛びついたわけです。

数週して、物が届きます。

Img_45281s


(クリックすると拡大します)

思ったよりでかくて重い。A4サイズです。
なるほど四冊組か、とパラパラめくっていると、
驚愕の事実が判明しました。

この三国志マンガ、全六冊だったのです。

何気なく読まれていると、意味がわからないかも知れません。
つまり、全六冊のものを、購読特典として四冊だけ送ってきたということです。
写真をもう一回ご覧いただけるとわかりますが、
郵送時に入っていた箱にも、思い切り「1-4冊」と明記してあります。
開けて中身を確認するまで、六冊組とは全く気付きませんでした。

長期購読特典でくれるものなのに、
全巻ではない、というのはどうなんだろう。
いや、そもそも全巻セットにできないなら別の物にすりゃいいのでは。
何だか非常に釈然としないものを感じるわけですが、
これは私の日本に居る時の発想なのでしょう。

全くの想像ですが、こんなことになった新聞社側の事情としては、
長期購読特典として出せる金額の枠が、元から決まっていたのではないでしょうか。
その中からあげられるだけあげる、となると四冊。
そんな発想でこの、
「爆笑三国志1-4巻パック(ただし全6冊)」
ができたのではないでしょうか。

あげる新聞社の側としては、
親御さんにもそれなりに人気のある「三国志の本」を、
四冊「も」あげることができた、よかったなあ、と考えこそすれ、
六冊中四冊「しか」くれない、と思うかも知れないなどとは、
全く想定していないような気がします。

この「親切さのブレ」とでも言ったものが、
出会うたびに面白くて仕方ありません。

まさか読む前からこんな楽しい目に会えるとは。
定期購読の甲斐がありました。
やってくれます、子供新聞。
そしてあと二冊はどこで買おう。

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