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2008年11月10日 (月)

待て!それはコーンじゃない

ええ、昨日の記事をご覧いただいた方はおわかりでしょう。
日式料理の鰻丼、見て参りました。

さっそくご覧いただきましょう。こちらです。
Img_52001s


(クリックすると拡大します)
鰻丼の周りを、何か黄色い物が覆っています。
粒々の感じと言い、色と言い、これはコーンに違いない。
そう思って、意気揚々と店に向かったわけです。

その日はたまたま人と会う用事で、
夕食を皆で囲んだりしたこともあって、
実際の所、わりとお腹いっぱいではありました。
それでも、「コーン鰻丼」のインパクトに、
多少の食べ過ぎは覚悟で挑戦したい、と思ったのです。

で、一昨日紹介しましたサンプルを改めてみました。
前回は店が始まっていなかったので、
ショーウィンドウもやや暗めだったのですが、
今回はもちろん営業時間中で、ウィンドウも街に向けて光っています。
改めて見てみたのが、上の写真です。

すると、何か違和感がある。
よく見ると、コーンという程は粒々していない。
いや、むしろ少しささくれている。
これは? もしかして、

揚げ玉?

油大好きな台湾の人たちなら、
これも考えられない話ではありません。
ですが、ただでさえお腹が一杯のところに、
揚げ玉てんこ盛りの丼が耐えられるものか…。

少々、いや、かなりの不安感を抱えつつも、
訳のわからない義務感だけが、足を店内に勧めます。
店は二階にあるので、階段を上らなくてはなりません。
階段の周りも、その店の商品をあしらった壁紙で、
全体がにぎにぎしく出迎えてくれます。

その中の一つに、鰻丼も入っていました。
そのサンプル写真を見た瞬間、足が止まりました。

Img_52011s

(クリックすると拡大します)

錦糸卵だったのです。

…いや、読んでいる皆さんに、そこまでの驚きはないでしょうが。

正直、がっかりです。

錦糸卵となれば、鰻との取り合わせは、
ちらし寿司などで日本でも見かけるもの。
確かに、卵の分量が多すぎること、
卵と鰻以外何も見えない、ということもあって、
見た目のインパクトそのものは絶大ですが、
味その物は、もはや想像の範囲内と言えましょう。
強いて言えば、卵が甘いとか、ご飯部分に何か別の物が入っている、
などといった線は考えられますが、
それも今までの「日式料理」経験からしても、
驚くほどの物である可能性は極めて低いと言えましょう。

いずれ台北に来た際に、お腹が減っている時であれば、
また試しに食べに行く事もあるかも知れません。
ですがもはや、今この時に食べなければならない、
と食い過ぎ覚悟で向かうほどの興味を、
この鰻丼に抱くことは出来ませんでした。

私は静かに階段を下り、その場を、台北を去って行ったのでした。

…何だかもの凄い悲劇のようにまとめてますが、
まあ要するに鰻丼食べなかった、というだけの話です。

ただ、個人的にはなかなかの経験であり、
台湾を見る上で、また一つの視点を得るきっかけとはなりました。
明日からしばらくは、そんなことを書いていこうと思います。
何か、妙にしっとりした終わりになりました。
そんなに鰻丼でがっかりしたのだろうか。

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