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2008年5月18日 - 2008年5月24日

2008年5月23日 (金)

君は「あれ」を見たか(1)

さて、今日はまず、見せたいものの名前がわかりません。

日本にもデパートの屋上や公共系統の遊園地、
大きい公園の「こども広場」のような場所で良く見かける、
100円なり数十円なり入れますとガタガタと動くもの。
別にその場を一歩も動きませんが、何だか動くあれ。

日本で言う…なんと呼ぶのでしょうか、あれ。
「100円ライド」とか呼んでたような気もしますが、
子供の頃はもっとプリミティブに、
「あれ乗ろう、あれー」としか呼んでなかった、あれ。
需要層から言っても、やっぱり「あれ」は、
「あれ乗りたいー」という文脈の中にのみ出てくる、
ニュアンスを含んだ「あれ」と呼ぶべきなのかも知れません。

名前はさておき、大陸も同じなのかはわかりませんが、
台湾ではやたらに「あれ」を良く見かけます。
街の通り沿い、薬局や病院前、スーパーの中二階、
動物園や夜市の片隅、たまには個人宅の庭にすら、
ちょっとスペースがあるなと思うと、たいてい1~2台置いてあります。

「あれ」は、日本の方にとっても幼児体験と関わり、
非常に印象深い造形ですので、おそらく多くの台湾へ来られた日本の方は
「ああ、あれね」とお思いのことでしょう。
私より「あれ」に詳しい方がいらっしゃいましたら、
ご教授願えれば、と思っております。

そんな浅学非才(特に「あれ」に関して)な私ですが、
今回無謀を承知で紹介させていただくのは、
一つの疑問を解消したい、と考えたためです。

台湾で「あれ」を見ていく中で、
何より私が不思議なのは、同じ形のものというのを、
ほとんど一度も見かけない点です。
新しもの好きな台湾の人々の性格を反映しているのでしょうが、
こういう「あれ」でよくある人気キャラクターものですら、
なかなか同じ「あれ」を見かけません。
台湾の人々にとって「あれ」とは何なのか?
それを考えていく意味でも、
折に触れ、私が見かけた「あれ」をご紹介したいと思います。
もしも似たものを見た方がいらっしゃいましたら、
どうぞお知らせください。

前置きはこの辺にしまして、今日の「あれ」をご覧ください。
Img_1417s


(クリックで拡大します)

空駆ける馬車をイメージした「あれ」と思われます。
ええ、はい。
確かに、馬の後半部分と馬車の前部分が欠落しています。
ですが、それは大したことではありません。
むしろ長所と呼ぶべきでしょう。
馬車と馬の比率だけはそのままに、
あえて入らない部分の座標部分を切り取って前後を接合する、
という斬新な設計は、余人の追随を許さないものです。

子供に想像の余地を与える(主に馬の下半身の処遇に関して)
意味でも、想像性教育の一助ともなり得ましょう。

いやあ、「あれ」乗りたい。
…今後「あれ」の記事でシメのコメントに困ったら、
この決まり文句でやっつけていくことにしますので、よろしくお察しください。

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こういう死に方も悪くない

先日、所用で台北まで行ってきました。
台北はやはり大きい。
もちろん新竹だって十分都会ですが、
やはり地方の大都市、といった雰囲気があります。
かといって地方拠点になるほど台北からも離れていませんので、
どうにも垢抜け切らず、特長も出し切れず、といった、
我が出身の埼玉県が世界に誇る大都市・さいたま市と同じにおいがして、
非常に懐かしいものを感じます。そんなに嬉しくもないですが。
いや、良い意味ですよ。良い意味で。便利な言葉。

比べて台北は、何やらキラキラした街です。
物が溢れ、光景が自信に満ちています。
人や犬までも、ずんずん風を切って進んでいます。
街角でのLED使用量もひときわ多いので、
物理的にもキラキラしています。

そんな大都会の片隅で、
小さな木の下に倒れ伏す一つの影を見ました。

まだ自分が死ぬときのことなど想像もつかない若輩ですが、
このように死んでいくのも幸せかも知れない、
と思わせるに足りる光景でした。

ご覧ください。
Img_3418s


(クリックすると拡大します)

あるいは、世に言う「象の墓場」とは
このような場所なのかも知れません。
小さな花々に埋もれ、静かに最期を迎える。
たとえ誰にも知られずとも、何も残さずとも、
一切構わないという本能の美しさが積もっていく場所。
いずれここも、そうなるかも知れません。
そうなった時、人はその場所を見て、こう叫ぶでしょう。
「ごみの不法投棄、反対」と。

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2008年5月21日 (水)

徹夜の明け、五十二度の酒

限界ですので、今日の通常更新はご勘弁ください。
誰に強制されてるわけでもないのですが。
おやすみなさい。

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大学でやっていいこと

昨日の記事に書きましたが、
やはり大学構内でバーベキュー(※1)をやる、というのは、
あまり望ましくない行為のようです。
ほのぼのさんがコメントで指摘してくださったように、
日本でも地域によって構内バーベキューは禁止のようです(※2)。

さてそれでは、禁止された「闇バーベキュー」はどこへ行くのでしょう。

確かに登校してみたら校舎の前でバーベキューをやっていた、
という状況を想像してみてください。
わずかばかり感じるであろう邪魔くささと、
うっかり楽しげな雰囲気に呑まれ、
授業をほっぽり出してバーベキューに合流する危険性の大きさを考えると、
構内バーベキュー、特に校舎前バーベキューというのは、
学問の府としての大学を、根底から揺るがしかねない危険行為と言えるでしょう。
…いや、言えるか? …言えるでしょう。うん。言えるでしょう。

しかし実際に、過去には研究室玄関前でのバーベキュー、
禁止されてからも「闇バーベキュー」が実施されている以上、
構内バーベキュー需要は依然として高いものと考えられます。

このように、需要があるのもかかわらず、その危険性のみを敵視し、
全面禁止してしまうというのは、対応として不十分です。
日本の政策などでも、こうした禁止のみを徹底し、
代替案や段階的解決と言った方策を並行して行う、
という柔軟性が少ない対応例がまま見られることには、
少々潔癖に過ぎるのではないか、と思うことがあります。

あるいは、決まりは決まりとしつつも、
実施段階で柔軟に適応させて目をつぶるやり方もあります。
しかし、せっかくの野外バーベキューに、
どこか「闇バーベキュー」の後ろめたさを持たせる、
というのは、晴れ晴れとしたバーベキュー気分に
水を差してしまうのではないでしょうか。

そう、どこかを封じるのであれば、溜まる力を逃がす先が必要です。
この大学はその点、清濁併せ呑む度量があるようです。

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(クリックすると拡大します)
(火+考)肉区=バーベキュー区域

ちゃんと、構内にバーベキュー場を用意しています。
しかも正門から徒歩三分。
車でバーベキュー用品を持ち込んで一分以内に準備開始可能です。

さあ、これで我が大学へお越しの際には、
「オーまいったぜハニー、僕らの愛のバーベキューをする場所がないよ!」
なんて心配とはサヨナラです。
皆さんも安心して、鉄板でも牛ブロック(10kg)でも持ってお越しください(※3)。

※1 なお、今回は焼き肉でなく「バーベキュー」と書きました。
   そっちの方が面白いので。
※2 立て札がない地域はやっていいのかわかりませんが。
   全日本の「焼き肉禁止(バーベキュー・ジンギスカン禁止等含む)」の
   立て札がない大学の皆さん。
   今日のお昼に野外で焼き肉なんていうのもオツではないでしょうか。
   責任は一切取りませんのでご安心ください。
※2 なお、「バーベキュー」というアホっぽい語感の単語を、
   もっともらしくこれだけ列記できてたいへん満足です。バーベキュー。

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2008年5月20日 (火)

大学でしてはいけないこと

この前の記事でも書きましたように、
今私のいる大学は、植物が繁茂しております。
それというのも、まずなにより敷地面積が広いためです。
どの位かと言いますと、構内を巡回バスが走るほどです。
そんなわけで、大学の中を車がけっこう走っています。

もちろん、入る前に確認をしていますし、
それほどスピードは出していませんから、
走っている分にはそれほど困るものではありません。

ただ、止まっていると話は別。
わざわざ車で入ってくる以上は、
たいていはいずれかの校舎に用があるわけです。
荷物を積んでいることも多いので、
校舎の近くに止めっぱなしにしてあるような車も見られます。
つい手間を省きたくなる気持ちはわかりますが、
やはり歩いてくる人間にしてみると邪魔なものではあります。

特に理工系の校舎では、止まる車が多くなるのでしょう。
わざわざ「車を止めないように」と注意書が出ています。

ほら、こんな風に。
Img_2881s

(クリックで拡大します)

禁止「火+考」肉・停車
(焼き肉と駐車禁止)

おや失礼。駐車で迷惑するよりも、
焼き肉で迷惑することの方が多かったようです。
皆さんも、大学の中で焼き肉をするのはやめてくださいね。

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2008年5月19日 (月)

男気トラックの快走

「牛乳」と「飲むヨーグルト」は、
はっきりと違う入れ物で売るべき、と考えている書く文和です。
一人で1.8リットルもどうしろと…。いや、こちらの話です。

今日は小型トラックのお話です。
台湾でも運送・引っ越しなんかでよく使われます。
友人の話では幌付きを見たことがないそうです。
たしかに、引っ越し荷物を満載して、
紐を引っかけただけのトラックが走っているのを、
時々町中でも見かけます。

引っ越し中に雨が降ったらどうするのだろう、と思うのですが。
雨が降ると困る荷物の多い人は小型トラックで引っ越ししないのか、
雨が降ったら引っ越し自体を延期してしまうのか、
そもそも荷物が雨に降られても気にする人がいないのか。
これはこれで謎です。
台湾の運送事情に詳しい方、情報をお願いします。

そして、日本でもたまにあることですが、
荷物と一緒に荷台に人が乗っています。
日本で人が乗る場合、たいてい幌付きですが、
こちらでは幌なしトラックに平気で座ってます。
荷物もかなり積まれていますから、人により姿勢もまちまち。
あぐらをかいたり体育座りをしたり、寝そべってる人までいます。
いずれにも共通してるのは、やたらにくつろいでいる点。
雨はもちろん、晴れたら晴れたで日差しもきついでしょうに、
何もそんな場所で、と思うくらいのんびりしています。

そんな愛すべき小型トラックなのですが、
先日、非常に印象的な一台が私の前を走りました。
思わずぶれるのを承知で取ったのがこの写真です。

Img_2515s

(クリックで拡大します)

いかがでしょう。もはや家具の一部と言っても過言ではない、
というくらいの余裕とポーズ。
布袋様を思わせる突き出た腹も、その余裕を大きく見せています。
V字坂の下りで、これから上へ上っていく道の状態と相まって、
これから空へ浮かび上がって消えていくのでは、
と思ってしまうくらい現世感のない写真になっております。
そしてトラックはしばらく私の前を走り、
空に飛び立つことはなく、路地に入っていきました。

全くもって何の根拠もないですが、
こういう人をその辺で見かけられる間は、
その社会というものは成長し続けていくような気がします。
そして、日本でこの類の人をほとんど見かけなくなったことに、
何やら少し寂しいような気分がするのです。
じゃあお前がなれよ、と言われましたら、
数年考えてから返答したいと思いますが。

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