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2008年6月1日 - 2008年6月7日

2008年6月 7日 (土)

高層ビル少年

先日、台中に行く機会がありました。
台湾中部の大都市ですから、高層ビルも多く、
発展しつつある都会、と言った風情です。

そんな中の一つが、このビルです。
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(クリックすると拡大します)

最上部近くの窓が、二つほど凹んでいます。

この様子を見て、そういえば東京のビルに、
こういう窓の凹みはあまり無いな、と思ったわけです。
と言っても、日本の方が外観を大事にしているとは限らず、
外観の大事にするポイントが違っていて、
お金をかける部分が違うだけなのかも知れません。

日本のビルの場合、外装の中でも、
特にビル全体の統一感を重視しているように思います。
外から一見した際に、このビルのようなどこか少しだけ違う状態というのを、
何か落ち着かなく感じているようです。

もちろん台湾の人たちにとっても、
気にならないということはないのでしょうが、
どこか別のところに力を入れているのかも知れません。
無理に理解を急がず、とろとろと彼らの考え方、見方を見ていきたいものです。

まあそんな分析じみたことは全て抜きにしても、
蝉が鳴き始めた台湾の晴れた空の下、
このビルを見た瞬間に、少年のイメージがよぎったのでした。

入道雲の下、
麦わら帽と短パン、虫取り編みと虫かごを持った、
歯がところどころ抜けた少年。
口が顔の半分は占めていそうな笑顔。
そんな少年のような、まっすぐな愛嬌。

次にこのビルを見たときには、
見違えるほど背が伸びているかも知れません。

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2008年6月 6日 (金)

くだものだもの(一部異なります)

台湾では、果物の屋台を多くみかけます。

たいていは一品だけをしこたま積んだ小型トラックで来て、
そのまま荷台を店にしていたり、
棚に並べた横でパラソルなど広げて、
その下でおじさんやおばさんが待っている、
などというやり方が多いようです。

屋台や出店に対する抵抗感は、
台湾では日本よりもかなり低いようで、
こうした屋台も店によって、固定店舗をしのぐほどの売り上げのようです。
屋台とは言っても、取り締まりもそんなにうるさくないので、
場所を変えたりはせず、毎日同じところで出している店が多いです。
違いは店舗のあるなしだけ、ということなのかも知れません。

ごろごろと積んである中から「これ」と指させば、
その場で包丁や山刀を使ってスパスパ剥いてくれます。
値段の相場はわかりませんが、少なくとも日本で買うよりは安いようです。

季節によって違うのかも知れませんが、
大学の近くで良く見かけるのは、パイナップルやライチ、西瓜など。
サトウキビはもう少し南に行くと多いようです。

そんな果物売りの中でも、
ちょっと珍しいものがあったのでご紹介します。

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(クリックすると拡大します)

ちょっと日本では見たことのない形のものです。
黒い皮があるのを剥いてあって、店先に積み上げています。
中身は黒ずんでいたり黄色かったり様々ですが、
総じてウレタンのような質感です。

…と言うかたぶんウレタンです、すいません。
解体工場なのでしょうか、
店先に原付の座席の合革部分を剥いたものだけが、
やたらに積まれていました。
車道のすぐ脇で、てんこ盛りの原付座席。
山の中から「これ」と指させば、
その場で包丁や山刀を使ってスパスパ剥いてくれたり、
はしませんが、一瞬そう思いかねない素敵な光景でした。

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2008年6月 5日 (木)

とりあえず、断言

皆さんお元気ですか、書く文和です。

あいまいな言い方の発達、というのは、
日本という地域の特徴なのかも知れません。
時にそのあいまいさをありがたがったりもします。
なかなかに興味深い習慣です。
まあ、そもそもこのブログ自体、そんなあいまいさに満ちているわけですが。

台湾の人は、そんな日本に比べますと、断言をしたがる傾向があるようです。
わりと根拠なく断言する人がけっこういます。
自信満々に、間違った道を教えたり、地名や建物の名前を間違えたり。

こうした、
何かとりあえず断言してみよう、
当たってたら儲け物、外れたらゴメンねー、
というやり方は、あまりお好きでない方もいらっしゃるでしょう。

確かに、根拠無き断言につられて世の中が振り回される、
なんてことが日本では時々ありますので、
嫌悪される方がいらっしゃるのももっともなお話です。

ただ、日本ではあいまいに言う人が多い分、
断言ばかりする人が珍しく、断言されてしまうと、
つい根拠も確認しないで鵜呑みにしてしまう傾向もあるので、
余計に嫌がられているところがあるように思います。
わからない話ではないのですが、
そうやって人の話を根拠無く信じすぎること自体も、
時に危ないことのように思うわけです。

台湾などの人たちの場合、
こうしたアドバイスをハナからそんなに信じていないフシがあります。
言う方も、とりあえずガンガン言ってみるし、聞く方も、どんどん無視する。
お互いが過剰に情報を入れ合いつつ、
基本的には自分の意見はそれほど変えない。
相手が人の言うことをあんまり聞いてないのですから、
断言しないよりはした方が聞くだろう、
という気持ちも含まれているようなのです。

ですから、相手に断言されたとしても、
最終的に自分が判断することだ、と割り切っていれば、
それほど振り回されることもなく、あーこのオッサン言っとるなー、
くらいの気持ちで距離を置け、人々の断言を楽しめるんではないかと思います。
まあ実際は、意外とみんな本気で言ってるのかも知れませんが。
だとすれば人のアドバイスをみんなで忘れすぎです。

今日も朝ご飯を食べていると、
豆乳の入ったカップに日本語で断言されました。

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(クリックすると拡大します)

お元気です
…あ、ああ、そうですか。

皆さんお元気です。書く文和です。

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2008年6月 4日 (水)

橋の上で

THE 真心ブラザーズ時代の曲が好きな書く文和です。
いや、今も好きですが。
いや、まあ今回のタイトルから連想しただけなわけですが。
この話、ご存じでない方は気になさらず↓ここからお読みください。

台湾では、雨が降ったりやんだり、という天気が続いています。
日本の皆様はそろそろ梅雨入りの頃でしょうか。
今日は少しでも気分を晴れやかにすべく、
先日撮りました、何やら楽しげな写真でも出してみます。

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(クリックすると拡大します)

あ、プラレールだ。
下を見た瞬間、そう思ってしまいました。
数日前の良く晴れた午後、陸橋から撮ったものです。

細かいことは全くわかりませんが、
おそらく線路の幅と車体の比率が日本と異なるのでしょう。
上部分が大きいのだと思われます。
それが、何かコミカルな印象を私に与え、
先ほどの感想に繋がったわけです。

このような、
どうでも良いような違いを一日に一つくらい見つけますと、
何か一日を勝利で終えられた気がするものですね。
あ、しませんか。そうですか。

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ニラと誤り

先日お伝えしました「コンビニ深夜割」の話ですが、
昨日になり、意外な事実が判明しました。

友人に何気なく「このレシート、何で割り引きついてるの?」
と聞きましたところ、「ああ、これ学割よ」とあっさり返答がありました。

と言うことで、10%引きは学割なのだそうです。
深夜割というのは誤りです。すいませんでした。

なぜ深夜割だと思いこんだかと言いますと、
本やテレホンカード、牛乳など、割引除外商品がいくつかあったためです。
私は、牛乳を朝から昼にかけてやたら多飲しております。
この牛乳が割引対象外だったために、
しばしば昼間の買い物で割引がなかったのです。
このことから「どうやら深夜に割り引くらしい」と推測し、前回の記事となったわけです。

ですから、この前の計算問題はこのように改訂されます。

◎ 問 題 ◎
K君(学生)が深夜に目覚め、
「暑いなー」と思い、大学内のコンビニへ行きました。
K君は20元のアイス一本と、25元のジュースを買いました。
会計はいくらになるでしょう?

◎ 答 え ◎
40元

開き直っているわけではありませんが、
…いや、開き直っているわけですが。
今回のこの間違い、非常に面白いものです。

私の見解は時に間違いを含みます。
ですが、それは当たり前です(ひどい断言)。

もちろん嘘を書くつもりはありませんが、
私は中国語すらまだ危うい有様の若造です。
基本的に根拠もないままに、よく知らない地域について、
推測したことを書いていくわけですから、
結果として間違っていたとしても、そんなに驚くには当たらないわけです。

始まりの際にも書きましたが、このささやかなブログでは、
台湾という地域における、私の限られた見聞を通して、
日本という地域における「当たり前」というものが
少しずつゆらいで行くさまを楽しんで頂ければ、と思っております。

と言うことで、まさに今回のような誤りは、
自分の「深夜のコンビニで学割ってことはないだろう」
という「当たり前」が、はっきりゆらいだ瞬間なわけです。

いくら大学内とは言え、
日本で言う生協のような組織が運営する店舗ならともかく、
今回行ったのは大手チェーンのコンビニです。
大学内であることだけで、
それが当たり前のように学割を行う、ということ自体が面白い。
日本にも、コンビニのある大学はけっこうありますが、
今まで学割を受けた記憶はありません。

たぶん食品管理などの関係なのでしょうが、
牛乳が学割対象外なことも不思議なところです。
いっそ全部学割にすりゃいいのに、と思うわけですが。
急に難しいことを言うなら、この学割という制度から、
台湾と日本において、学校と企業、国などの関係性の中で、
どのような規則や原則が優先されるのか、
という通念の微妙な違いが見えるのではないでしょうか。
誤りによってこれに気づけたわけですから、
まさに今回のような誤りをすることこそが、
当ブログの面目躍如、と言っても過言ではありません。
おお、人間必死で弁解する時ほど口が回るものです。

まあ詭弁はこのくらいにしまして、
昨日のことですが、ある会議後の会食時に出た余りだ、
と言われまして、ニラのおひたしを大量に貰いました。

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(クリックすると拡大します)

貰った時には、まさか味がないとは思いませんでしたが。
醤油買っておいて本当に良かった。
今日は朝から一日中、「ニラ入り○○」ないし「ただのニラ」を食べました。
なぜニラだけが大量に余ったのか、それをなぜみんなに配るのか、
という疑問には、すいませんがお答えできません。
私にも、さっぱり理由がわからないので。

最初はこのニラで「すいません」とか書いて
「ニラ謝りします」で済ませようと思っていましたが、
万が一、こんなどうでもいい駄洒落のせいでブログが炎上したら嫌だな、
と思いましたので止めておきました。
…と言うよりも、冷静に考えてみますと、
「ニラ謝り」は駄洒落としても非常につまらないですね。
さっきの自分に腹立ってきた。やらないでよかったです。

と言うことで、今後も、
ガンガン誤って、ぺこぺこ謝っていきつつ、
しぶとくゆるゆると進んで参りたいと思います。
間違い・事実誤認はどんどんご指摘いただきつつ、
半信半疑で、この泥船の旅をお楽しみいただければ幸いです。

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2008年6月 2日 (月)

醤油ランキング

あ、最初にすいません。
どこそこの醤油がうまい、とか言う話ではないです。

前にもご紹介しましたように、
台湾で過ごしていますと、私の感覚では「味がないなー」
と思ってしまう食べ物に遭遇することがあるので、
味を足すために醤油を買うことにしました。

日本の醤油もかなり売っているのですが、値段が高い。
それに、台湾の料理にかけるなら台湾の醤油の方が合うだろう、
と根拠無く考えた結果、台湾産の醤油を買うことにしました。

とは言え、台湾でもた くさんの醤油が作られているので、
どれにすれば良い物か迷ってしまいます。
迷ったあげく、結局これにしました。

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(クリックすると拡大します)
甲等醤油。
なお、同じ会社から、少し値段の高い
「特級醤油」が発売されています。

これを買って始めて気づきましたが、
そう言えば今の日本では、ほとんどのものに
「特級」とか「最高級」などと書いてあります。
わざわざ等級を明示する、というのは、
日本の場合は最高級のものに限られるようです。

おそらく実質的には、「業務用」とか「お徳用」とか、
味は一級品と同じ!」などと書かれたものが、
「特級」以外の商品に当たるのだとは思いますが、
「甲等」「二級」などとわざわざ明示する商品は、
あまり見かけません。

あるいは日本の方の場合、「甲等」と明記されてしまうと、
「特級よりも味が落ちる」と断言されているようで、
少し損したような気分になるのかも知れません。
そもそも日本においては「特級」という表示自体が、
「甲等よりもいい」ではなく「品質がすばらしい」というだけの意味として、
理解されているように思います。

台湾ではこの「甲等醤油」、けっこう売れてるようで、
近所のスーパーでも時々割り引きセールの対象になります。
とは言え、台湾でも「乙等」「丙等」といった商品までは
さすがに見かけませんので、「甲等」もプラス評価、というだけなのかも知れません。
実際のところ甲等も美味しいので、私としては何ら問題ありませんでした。

もしかしますと、今後は日本と同じように、
次第に全商品が「特級」表示へ向かうのかも知れません。
ですが、どうあれ「全部が『特級』なら、それ以外はどこへ行くの?」
という疑問、一度持ってみても良いのかも知れません。

まあ、こうした傾向、良いことか悪いことか、私にはわかりません。
わかりませんが、とりあえず確かなことが一つあります。
一人暮らし、自炊環境なしでの醤油一リットルは大変に多い、ということです。
…何に使うかな。

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2008年6月 1日 (日)

夜の計算問題(全年齢対象)

怪しげなタイトルですいません。

今日は日曜ですし、頭の体操を兼ねまして、
簡単な計算問題を。

◎ 問 題 ◎
K君(仮名)が深夜に目覚め、
「暑いなー」と思い、近所のコンビニエンスストアに行きました。
K君は20元のアイス一本と、25元のジュースを買いました。


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(クリックすると拡大します)
このミルクあずきバーが美味いんだ…。
野菜ジュースも量が多いと(590ml)、
何か楽しくていい感じ。
失礼。問題に戻ります。


商品は、いずれも税込みの値段です。
さて、K君が支払った金額は、合計いくらでしょう?

◎ 答 え ◎
40元

いや、簡単でしたね。…大丈夫ですよ。
私も何とか二桁の足し算ならできますから。

レシートを見てみますと、何の説明もなく
「10%引き」とあります。
端数切り上げの10%引きで5元引きですから気前がいい。

と言うことで、
どうやら近所のコンビニ、深夜割引があります。

どこのコンビニでもやっているのかは不明ですが、
少なくとも、私が行く近くのコンビニでは、
当たり前のサービスのようです。

深夜まで開いていることをサービスと考える我々ならば、
むしろ深夜料金を取られることすら自然に想定してしまうところ。
実際、タクシーなどは台湾でも深夜料金を取ります。

そんなわけで、深夜に行ったおかげで割り引きされる、
という体験は非常に新鮮でした。
自分たちが深夜まで店を開けているところに、
わざわざ来てくれてありがとう、ということでしょうか?

あるいは、深夜まで人々が動き回るので客が見込める上に、
地域によっては日本よりコンビニ密度の高い台湾だからこそ、
競争の中でこうした割引が出てきたのかも知れません。
こういうところに、私たち彼らとの「サービス」観、
客と店の間での視線の取り方、さらには昼夜の感覚、
などの観念の違いが現れているのではないでしょうか。

…まあ、全く別の理由だったりするかも知れませんが。
何かご存じの方はご指摘ください。

08/06/04 追記
結局別の理由であったことが判明しました。
お時間お暇のある方は、どうぞこちらもご覧ください。

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