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2009年3月22日 (日)

混雑時のちょっとしたマナー(たぶん廟限定)

混雑時のちょっとしたマナー(たぶん廟限定)

友人に呼ばれまして、気が付くと、大きな廟見物の人混みの中にいました。少し違うようではあるのですが、要するに祭のようなものの真っ最中です。

人出そのものは、日本の有名な祭りの方が多いのでしょうが、人の流れの自由さと、一人一人のわけのわからないほどの勢いによって、全くひけをとらない「祭り感」に満ち満ちております。

爆竹轟く中、そこここで台湾各地から集まってきた人たちの歌やら太鼓やら踊りやらパレードやらが、ほとんど無秩序に繰り広げられます。ガイジンの私には、何をきっかけに出し物が始まるか、さっぱりわかりません。まあ、どこで始めようが、ノリが良くて騒音を気にしない台湾の観衆は、すぐに盛りあがってくれるのですが。

午後十一時を過ぎると、御輿のようなものに乗った神像が町を練り歩き始めます。それを一目見ようと、観衆や熱心な信徒が群がるわけです。

そんな人の群の中のところどころに、使い捨てのコップを刺した棒状の物が見えます。

何かな、と思って良く見ると。

線香です。

日本の物よりもかなり太い、太いサインペンくらいはありそうな線香に火を付けて、灰が出る部分を覆うように、使い捨てコップを突き刺してあるわけです。

おそらく、線香から出る灰で周りの人が火傷したりしないための工夫でしょう。

いつ頃から始まったものかはわかりませんが、
集まる人々の増大、
灰で人に迷惑をかけるのを気にする気持ちのめばえ、
線香そのものを止めることへの忍びなさ、
紙コップより燃えにくいプラスチックの使い捨てコップの普及などが、
こうした「新しいマナー」につながっているのでしょうか。

ただ、そうやって個々人の線香の灰がガードされている間も、爆竹の灰や火の粉、巨大クラッカーの花吹雪は我々の頭上に間断なく降り注いでいて、皆それを当たり前のように受け止めているのですが。

「それはそれ、これはこれ」な感じが素敵な新マナーです。

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