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2009年3月19日 (木)

人と鳥と平和か思いこみ

人と鳥と平和か思いこみ

共感しにくそうな話を。

池の端の、杭が並んでいるところがあるとします。そこに、鳥が一本に一羽ずつ、ぽこぽことまっていると、なんだか妙におかしみがありませんか。

個々では特に何も考えずにとまっているだけなのでしょうが、少し離れてみると、妙な秩序のなかにすっぽりはまっているように見える。

しかも、その秩序のように見える何かに、特別窮屈に感じるでも、反抗するでもなく、何となくのまま均衡が維持されて、これといって大した理由もなく、唐突に破られる。

そんな、力の入らない風情が、私には時に、妙におかしく感じられるのです。

そんなおかしみを、昨日ふっと感じて、何だろうな、と目の前を少しよく見たらわかりました。

目の前に停まるはずのバスを待つ人々。

歩道と車道を区切る縁石のような低めの柱に、一本に一人ずつ、すとんと座って並んでいます。

バスがくれば一瞬で消えるであろう、この妙な「整列」に、不思議なおかしみと平和さが満ちているような気がするのです。

そして、座っている当人たちにとっては、別におかしくもなければ平和でもないわけです。

平和とはそういうものかも知れません。
もしくは、思いこみとはそういうものかも知れません。
とりあえず、平和だと思いこめる私は平和、というよりおめでたい人間であることは確かなようです。

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