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2009年6月

2009年6月30日 (火)

粘性とロケーションフリー

粘性とロケーションフリー

今日は、昼ご飯に少し贅沢してモスバーガーへ行きました。冷房にあたりすぎて、外に出るとぬるくて気持ちがいいです。

セットでハンバーガーにポテト、ドリンクが付いてきます。紅茶が日に当たって良い色です。

ポテトにはケチャップが付いてきました。
モスバーガーは日本発だけあって、総じて塩味の薄い台湾のフライドポテトの中でも、味の濃い方です。
なので、別にケチャップを付けなくても良いようには思うのですが、せっかく付いてきているので使ってみることにしました。

が、ここで一つ問題が。
ケチャップを出す場所がありません。

友人に聞いてみたところ、
どこのハンバーガーチェーンでも、ポテトにケチャップは付けてくれるが、それ用の小皿を付けたりはしない、とのこと。

ではどうするのか聞くと、その辺に適当に出す、との返事。と言っても、当たり前ですが机に盛ったりはせず、紙ナプキンあたりを使うことが多いようです。

言われてみれば、ケチャップはどろっとしていて粘性が高いもの。ジェットコースターに乗っても垂れない、などというCMがあったくらいです。
ですから、醤油などのように皿に入れなくても、垂れたり広がったりする心配は少ないわけです。

調味料界では、群を抜いて高いロケーションフリー能力を誇るケチャップ。
その能力を、オムライスに文字を書くくらいで満足していてはいけないのかも知れません。

・・・そんなどうでもいいことを思う夏の日です。

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2009年6月28日 (日)

午後二時、晴れた空の下

午後二時、晴れた空の下

足下に昼寝する野良犬。

そんな日曜日です。

野良犬は寝ぼけて、足をほごもごしております。

とりあえず、こいつが起きるまでは私も昼休みです。

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2009年6月26日 (金)

試験をがんばりジュースを飲もう

試験をがんばりジュースを飲もう

「学生の皆さん:こんにちは
学生さんたちの、期末試験のプレッシャーをやわらげるため、22日(月)23日(火)の午後八時から、各寮の交流ルームにて冷たい飲み物を配布します。数に限りがありますので、なくなり次第終了となります。
試験が無事に、上手く終わりますように!」

…とまあ、こんな張り紙がしてあったわけです。

私の居る大学の寮には、各棟ごとに交流ルームがありまして、寮生や管理組織なんかが、こうして不定期にイベントを催してくれます。

諸手をあげて学業邁進に同意してくれるこうした雰囲気は、学生が前向きに勉強するには良い環境かも知れません。

ちなみに、私の居る棟では特別に外国から来た学生が多いようです。
このありがたい、しかし中国語で書かれた申し出を、果たしてどのくらいの学生が読んでいるのか、少し気になるところです。
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2009年6月24日 (水)

百点とってお寿司を食べよう

物で子供たちを釣って勉強させる、というやり方は、
あまり好まれない方もいらっしゃると思いますが、
子供側からしてみれば、訴求力あるイベントには違いありません。

ただ、私の家ではそうした報償制度はありませんでした。
インターネットも普及していない頃の子供にとって、
自分の家で「ない」ことは、それはほぼ世界に存在しないに等しいことです。
数少ない「世界」の情報源である友人たちからも、
実体験として聞かされたことはほとんどなかったように思います。
実際は貰っていても、人に話したがらなかったのかも知れませんし、
私が僻みで、聞いた記憶を封印しているのかも知れませんが。

そんなわけで、「良い点を取って何かもらえた」といった話は、
せいぜいが「ドラえもん」で見かける程度。
もはやバーチャルな話を超えて、神話伝説の類でした。

そんな、藤子・F先生時代にはあったと思われる習慣が、
何だかやたらスマートな形で、台湾では受け継がれています。

回転寿司というのは、台湾ではわりと高級な食事です。
「回転寿司が高級?」と一瞬思ったりもするわけですが、
よく考えると、競争で安い回転寿司の店が日本に激増したのも、
せいぜいここ十年くらいのものです。

それに、日本と同じような店がたくさんあるので忘れがちですが、
当たり前ですが、台湾で寿司は「外国料理」なわけです。
日本で中華を食べるようなもので、どうしてもちょっとお高くはなるわけです。

まあ、ちょっと良いレストラン、くらいのランクではありますが、
それでもその辺の食堂で食べるのに比べたら、
なかなかのお金がかかることを覚悟しなければいけません。

そんな回転寿司の店で、こんなキャンペーンが組まれていました。

Imag0415

(クリックすると拡大します)

「百点取ったら ○○(店の名前)がご褒美あげます」
「国中三年(日本で言う中三くらい)以下の学生は、
 100点のテスト用紙を持って来ると
 5皿食べたら6皿目はタダ!」

とまあ、そんなキャンペーンです。
ちなみに、一行目は「奨」という字が強調されているので、
何かの言葉とダジャレになっているのかも知れません。

しかもよく見ると「第二弾」とあるので、
「百点のご褒美にお寿司」というパターンは、
私の想像以上に定番になのでしょうか。

確かに、百点取って悪いということはありませんので、
こうやって社会全体で開けっ広げに褒めてくれたら、
それなりのモチベーションにはなりそうではあります。
たとえ百点取れなくても、日本より周りを気にしない台湾なら、
必要以上に僻んだりすることも比較的少なくて済むのでしょうか。

なお、上部分にあるマグロのにぎりに顔書いたようなのは、
この回転寿司のメインキャラクターです。
親子という設定で会話しているようなので、
最後に何を話しているか見てみましょう。

父親「テストが100点で、家族みんなが得したなあ」
子供「全部ぼくのお手柄だよ」

………。
ご褒美でお寿司、というのは悪くないと思いますが、
お子さんが増長しすぎないように注意して欲しいものです。

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2009年6月22日 (月)

花輪の前のTPO

花輪の前のTPO

前回は大学の卒業式でしたが、もちろん他の学校もこの時期に卒業式なわけです。

近くの小学校前を通りましても、たくさんの花輪が並んでいるのが目に入ります。
おめでたく華やいだ光景です。

ただ、最初にこの花輪の列を見た際、私がこう思ったことは記しておかないといけません。

「おや、校長でも亡くなったんだろうか」

要するに、花輪の形も大きさも色も、葬儀の際に家の前に並べられる花輪と、同じ物のように見えてしまったわけです。

もちろん、書いてある文字が違いますし、私のわからない部分で細かい飾りの違い等が見られるのかも知れないですが。

目的は置かれている時期、場所で判断しろ、ということなのでしょうか。

見かけや場の雰囲気に流されることなく、自分で判断し決めていく意志とは、こうした場から育っていくのかも知れません。

…いや、そうでもないかも知れません。

とりあえず確かに言えるのは、ここで育っていない私が優柔不断だ、ということだけです。

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2009年6月20日 (土)

卒業式と場ミリ

卒業式と場ミリ

業界用語を素人が使うのはあまり好きではないですが、素人と玄人の差が狭まっている、ということになっているとされているらしい現代の日本にあっては、こうした専門用語も当たり前のように使われたりします。

…それはそれとして、今日は私の住んでいる近くの大学で卒業式だったようです。
だったようです、というのは、別の場所へ外出していたからですが。出発前夜から準備が進められていましたし、帰ってきたら卒業生や親御さんたちがたくさん帰っていましたので、まあ間違いないでしょう。

そして、帰った時にはありませんでしたが、式の際にはたくさんの花が校門に並べられていたようです。
見てないですが。

なぜわかるかというと、昨日の夜、写真のような張り紙が、いくつも並んで道路に貼ってあるのを見たからです。

花束位置、みたいなことが書いてあります。

要するに前日から、しっかり場みりして場所取りをしておきまして、卒業式の華やかさに文字通り花を添えようというわけでしょう。

正門の前で、ちょっとしたロータリー状になっているとは言え、大学の敷地外な気はしますが、特に誰も文句言ってないようなので大丈夫なのでしょう。

ただ、花自体は前日夜から準備して、当日夜には消えているという、わりとスピード感ある動きをしています。もしかすると、卒業式のおめでた感で押し切れているだけで、本来わりとアウトなことなのかもしれません。

いずれにしましても、蝉がミンミンと鳴く中、汗をポタポタならしながら「博士っぽい格好」の人たちが、今年もまた学舎を巣立っていきます。暑い。

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2009年6月18日 (木)

蝉のよく鳴く日に僕は箱に何を入れれば良いのだろう

蝉のよく鳴く日に僕は箱に何を入れれば良いのだろう

昔のフォークソングみたいな名前ですが。

そして、大陸から台湾に戻って二週間も経ってますけれども、どうにかこうにか再開します。

台湾に戻ってからぱったりと更新が途絶えてましたが、パソコンの修理や、いない間に溜まった細かいことの処理や、疲労で寝たり等で手間取ってました。

そして、今日も今日とて、台北へ向かう途中なのですが、朝にコンビニへ寄りますと、箱を持って立ってる人たちがいます。

どうも募金活動のようで、小銭を入れる人はいませんが、みんな気前よくポンポンとレシートを箱に入れていきます。

はい、レシートです。

知っている人は知っていますが、台湾のレシートには宝くじのようなものが付いてまして、わりと高額が当たります。

ですが、発表まで数ヶ月かかる上に、毎日もらう大量のレシートをいちいち確認するのも手間ですから、捨ててしまう人もけっこういます。

そこで、捨てるくらいなら代わりに確認するから、ということで、慈善団体等がレシートを集めて募金代わりにするというわけです。

箱を持った人たちも、コンビニから出てくる人=たった今レシートをもらった人、の方を向いています。

こうした活動の他、よく見ると街角のそこここにレシート回収箱があって、当たったお金は福祉活動などに利用されます。

なるほど、お金と違って、当たっているかもわからないただのレシートですから、盗まれる心配も少なそうです。

…と思っていたら、レシート箱が盗まれたニュースも前に見ましたが。

私も試しに入れてみましたが、なかなか気分の良いものです。

この「気分の良さ」のお得なところは、金額に関係ないところです。二十元のペットボトルだろうが、五千元のディナーだろうが、レシートはレシート。当選確率は変わりません。たぶん。

どんな立場にあっても関係なく、レシートさえあれば募金(のようなもの)ができる。
なかなか粋な制度です。

あとは、もしこの一枚が一等だった場合、寄付して良かったなあ、と思える度量が私にあるかどうかでしょう。

夏は間近です。

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