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2009年6月24日 (水)

百点とってお寿司を食べよう

物で子供たちを釣って勉強させる、というやり方は、
あまり好まれない方もいらっしゃると思いますが、
子供側からしてみれば、訴求力あるイベントには違いありません。

ただ、私の家ではそうした報償制度はありませんでした。
インターネットも普及していない頃の子供にとって、
自分の家で「ない」ことは、それはほぼ世界に存在しないに等しいことです。
数少ない「世界」の情報源である友人たちからも、
実体験として聞かされたことはほとんどなかったように思います。
実際は貰っていても、人に話したがらなかったのかも知れませんし、
私が僻みで、聞いた記憶を封印しているのかも知れませんが。

そんなわけで、「良い点を取って何かもらえた」といった話は、
せいぜいが「ドラえもん」で見かける程度。
もはやバーチャルな話を超えて、神話伝説の類でした。

そんな、藤子・F先生時代にはあったと思われる習慣が、
何だかやたらスマートな形で、台湾では受け継がれています。

回転寿司というのは、台湾ではわりと高級な食事です。
「回転寿司が高級?」と一瞬思ったりもするわけですが、
よく考えると、競争で安い回転寿司の店が日本に激増したのも、
せいぜいここ十年くらいのものです。

それに、日本と同じような店がたくさんあるので忘れがちですが、
当たり前ですが、台湾で寿司は「外国料理」なわけです。
日本で中華を食べるようなもので、どうしてもちょっとお高くはなるわけです。

まあ、ちょっと良いレストラン、くらいのランクではありますが、
それでもその辺の食堂で食べるのに比べたら、
なかなかのお金がかかることを覚悟しなければいけません。

そんな回転寿司の店で、こんなキャンペーンが組まれていました。

Imag0415

(クリックすると拡大します)

「百点取ったら ○○(店の名前)がご褒美あげます」
「国中三年(日本で言う中三くらい)以下の学生は、
 100点のテスト用紙を持って来ると
 5皿食べたら6皿目はタダ!」

とまあ、そんなキャンペーンです。
ちなみに、一行目は「奨」という字が強調されているので、
何かの言葉とダジャレになっているのかも知れません。

しかもよく見ると「第二弾」とあるので、
「百点のご褒美にお寿司」というパターンは、
私の想像以上に定番になのでしょうか。

確かに、百点取って悪いということはありませんので、
こうやって社会全体で開けっ広げに褒めてくれたら、
それなりのモチベーションにはなりそうではあります。
たとえ百点取れなくても、日本より周りを気にしない台湾なら、
必要以上に僻んだりすることも比較的少なくて済むのでしょうか。

なお、上部分にあるマグロのにぎりに顔書いたようなのは、
この回転寿司のメインキャラクターです。
親子という設定で会話しているようなので、
最後に何を話しているか見てみましょう。

父親「テストが100点で、家族みんなが得したなあ」
子供「全部ぼくのお手柄だよ」

………。
ご褒美でお寿司、というのは悪くないと思いますが、
お子さんが増長しすぎないように注意して欲しいものです。

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コメント

好玩!我也想吃壽司!

投稿: 媽媽 | 2009年6月24日 (水) 17時14分

全員、なんだ?
「シャレ」というか、「將 マサニ…セン」ってだけじゃない?

ヘンなもんがいろいろあるのね。
…大学かいな;; まぁ、東京でもヘンなことやってますけど。

投稿: hh | 2009年6月26日 (金) 22時09分

>媽媽
いつもありがとうございます。
母です。

>hhさん

おお久しぶり、そしてありがとう。
なるほどねえ。そういう意味か。
言うほどヘンでもないぞ。住みやすいし。
まあ、とりあえずいっぺん暇見つけて来てみなさい。

投稿: 書く文和 | 2009年6月30日 (火) 22時39分

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