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2009年8月 2日 (日)

里長のくれたいす

里長のくれたいす

ある日、いつものように文和は町を歩いておりました。

しかし、これもいつものことながら、無計画な文和は何も考えずに炎天下を歩き回ったために、すっかり疲れてしまいました。

通りを歩きながら、文和はこう思ったのでした。
「ああもう歩きたくないなあ。ここにいすでも置いてあったなら、一息つけるのに。休む場所もないなんて、ずいぶんとひどい町だ」
おやおや、どうやら元の原因だった自分の無計画さもすっかり棚に上げて、暑さと疲労で参ってしまったようです。

ですが、場所は商店街の中。歩行者が座れる椅子なんて、一つもないのが普通です。文句は言いながら、文和は最初からあまり期待などしていないのでした。なら言わなきゃいいのに。

すると、そんな二つの意味で困った文和の目に、なんとベンチが飛び込んできたのでした。

いすにはこう書いてありました。
「里長(手+員)贈」

そう、ここの里長さんがくれたいすだったのです。

まあ、歩道の高さが一定しない台湾の歩道では、微妙に障害物化している感もあり、文和は座らず通り過ぎました。

…あまりの暑さに、昔話風に初めておいて、さしたる意味もオチもなく終了です。39度超えたら、たいがいそんなもんです。
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コメント

39°とは大変ですね。そんな時、贈呈イス有難く、ホッとしますね。デザインがモダンで、漢字が台湾風です。

投稿: 媽媽 | 2009年8月 3日 (月) 07時47分

昔「ちいさな椅子運動」と言うプロジェクトを考えた
ことがありました。(妄想とも言う)

お年寄りが、どこでも気軽に腰掛ける一人用の
小さな椅子を商店の人が店先に「どうぞ、おかけ下さい」
なんて、言う張り紙をして、お年寄り達が外へ出歩くように
なって、ちょこんと座っているシーンを思い浮かべながら、
街の人々が暖かい笑顔に満ちていく妄想していました。

椅子を見て通り過ぎていく文和くん。
君は若い。
私なら直ぐ座る。
日本の年若い人は椅子が無くても座る。
困ったものです。
年取ったらどうなるのでしょう。
日本の未来は若い文和くんにまかせた!

投稿: きよみ | 2009年8月 5日 (水) 09時38分

>媽媽さん
確かに、座らずとも「いすがある」ことの効果はあるかも知れません。

>きよみさん
あんまり暑いので、外でいすに座る気にならなかったのと、
いすで休むよりも水飲み場が欲しかった、というのが、
実際のところではありますが。
前にも書いた気がしますが、設備的には日本の方が進んでいても、台湾の方が「どんな人でも外に出やすい雰囲気」はあるかも知れないな、と思います。

投稿: 書く文和 | 2009年8月 5日 (水) 22時52分

里長ですか。なんとなく「さとおさ」と読んでしまいそうです。

投稿: ほのぼの | 2009年8月 8日 (土) 12時53分

やはりの目線なブログですね。
やっと遊びにこれました

そういえば、のりピーネタはそちらでは
どんな感じですか??

投稿: どこかの井川 | 2009年8月21日 (金) 22時03分

たまに早く戻ったので、今更レスです。一月遅れってあんまりですね。

>ほのぼのさん
まあ、どっちにしても日本語ではないので「さとおさ」と読んでも意味を間違えなければ支障がないかも知れません。

>どこかの井川さん
おお、ものすごいほっといてすいません。のりピーネタは台湾でもけっこうな盛り上がりでしたよ。失踪から見つかるまであたりがピークですかね。さすがに今はあんまりやってませんが。

投稿: 書く文和 | 2009年9月16日 (水) 21時58分

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