台湾点在記

2009年4月27日 (月)

島にいます

島にいます

澎湖諸島というところですね。明日まで滞在の予定です。

台湾の人たちにとっては、海遊びと海鮮料理ならここ、といった手軽なバカンス地のようです。

確かに、廃墟の屋根から生える植物にも南の島感満載です。

…いや、別にどこでもこうなってるわけじゃないですが。
南国感を過剰に演出しようとして迷走しています。
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
↑ちゃんとした台湾情報はこちら。私もうっかり混じってますので、
一日一回押してくれると喜びます。一日一善。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年1月24日 (土)

旧正月通信(1)

旧正月通信(1)

今日も今日とて平和な日を送っていたわけですが。
ある日気がつくと、家の扉が鎖で閉じられていました。

いや、別に差し押さえ受けたとか、バイオハザードが起こって進入禁止になったとかではありません。

旧正月の頃は冬休みになってしまいまして、私の住んでいる大学ではまともに過ごせなくなるらしいのです。
にもかかわらず、旧正月を過ごすのが初めての私は、何の危機感もなくのほほんと過ごしています。「まともに過ごせない、ったって何とでもなるわな」と完全になめてかかっておりました。

そんな、なにも知らないガイジンの私を見かねたものか、友人が「一人くらい増えても変わりゃしない」と温情をかけてくれて、泊めてくれることになったというわけです。

にしても、泊めてくれる友人に限らず、みんなが「正月はどうすんの?」と聞いてきます。
「心配するな、友人が泊めてくれる」と言うと「いつ出発するんだ」と聞いてきます。「土曜だ」と言うとみんな変な顔をしていました。土曜でなにが悪い、と思っていましたら。

鎖で縛られた扉の前に呆然としている私がいました。

…あー。
こういうことだったのね。

平日だから、金曜日いっぱいは動いているだろう、と思っていた自分が甘かった。

大学内のセブンイレブンすら閉店中。この一週間は、本当に大学全体の機能がほぼ止まるようなのです。

管理人に「前に言っただろ」とどやされながらも、特別に開けてもらい、取るものもとりあえず出てきた次第です。
全く、無知とは恐ろしいもの。

そんなわけで少し大変でしたが、予定より速まり、昨日からしばらくは友人の家で生活する予定なのです。
いいだろう。

せっかくなので、どこで更新できるものかはわかりませんが、旧正月の様子を記してみようかと思います。
もちろん日本のみなさまは、すっかり正月気分が抜けたことと思いますが、完全に正月気分の台湾の香りをお楽しみいただければ幸いです。

まずは、年末セールで賑わう町の様子を一枚。にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

↑ちゃんとした台湾情報はこちら。私もうっかり混じってますので、
一日一回押し
てくれると喜びます。一日一善。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月12日 (金)

早朝移動の日

まあ、早朝と言っても、日本の方にとっては普通の時間ではありますが。
時差一時間ですので、台湾は午前六時。
私の普段のスケジュールからしますと、なかなかの時間であります。

今日はこれから彰化へ向かい、
用を済ませてから南投
夕方には台北へ移動する予定です。

さりげなく書きましたが、台湾一周した時の感覚で言いますと、
まあ100%無理だよなー、と思いつつ書いているような次第です。
一つずつの移動距離が100km単位だし、
近そうに見える場所は、バスが一時間に一本で40分かかるし…。
まあ何とかなるでしょう(ならない)。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
↑ちゃんとした台湾情報はこちら。私もうっかり混じってますので、
一日一回押してくれると喜びます。一日一善。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年9月12日 (金)

大風吹いた(大甲→新竹→台北、2008年9月10日)

台湾は九月が新学期である。
自宅に戻ってみると、人も大学も野良犬も動いていて、
夏休みに入る前とは、周囲の状況が大きく変わっている。
動こうと動くまいと起こっていく出来事が、
皆にとっての幸福に繋がることを願いつつ、
相も変わらず部屋に一人の自分である。
台風も来た。さて何をしようか。

2008年9月10日(水)。
飲み過ぎで翌日つらい、というのなら無くもないが、
食い過ぎで翌日つらい、というのは初めてだ。
とは言え、後輩の帰国は翌11日の午後一時。
実質的には最後の一日である。
何もしないで腹を抱えていたところで仕方がない。とりあえず宿を出る。
宿の女主人は、ロビーで寝転がったままお見送り。
花蓮の老犬と同じくらいのサービスだ。

その辺の朝食の店へ。
食べたことのない、よく知らないものを指さしで注文。名前まで忘れてしまった。
パイ生地のみで構成されたようなものが出てくる。
ごまが多少香る程度で、基本的には粉の味とパイの食感のみである。
パイ生地だけに、カスタード餡や小豆餡をイメージして食べ進めると、
噛んでも噛んでもパイ生地の食感ばかりが続いていく。
何だかすごく不味そうな書き方をしているのだが、わりと美味い。
美味いと言うより、何だかわからないのに食べてしまう。
豆乳を飲んでいるうちに、するするとなくなった。

今日は台北に出る予定だ。
だが、後輩の荷物が新竹に置いてあるので一度戻らなければならない。
乗る電車まで時間がなく、妙に慌ただしく大甲で土産を買う。
シンプルな和菓子のようなものが多く、しかも甘さも控えめで、
日本の人向けになりそうな物が意外に多い。
電車に急かされる感じは観光ツアーに似ていて、不思議に楽しい気分になる。
自由ばかりが自由ではないな、と、わかったようなわからないようなことを考える。

そして乗車。
自分たちの席に先客が居たが、他の席が空いていたので放っておく。
大甲-新竹間。ここ一月で何度も通った道だ。
と言えるならばかっこいいが、苗栗には山線と海線がある。
海線はやや遠回りになるので、
台中以南の大都市に出る場合、多くの電車は山線周りとなる。
昼間の景色が見える時間帯の海線は、実は初めてだ。
環島時も駅を繁華街の目印に行動していたので、
うっかり鉄道好きのような写真や知識が増えている。

海線沿いには、もこもこと低い山が続く。
かといって台東方面の力こぶのような山ではなく、
お碗に山盛りの白飯のような、ほんわりとした山だ。
まるで「にほん昔ばなし」のような風景ではあるが、
むしろ日本であんな風景を見たことがない。
いい加減な印象としては、住むのに良い風景な気がする。
そして電車に座ると眠くなり、あっさり到着である。

新竹では、なぜか洗濯。
家にいったん戻ったことで、すっかり力が抜けてしまい、
更新などしつつ、ぐにぐにと数時間過ごす。
そのせいで、台北に高速バスで出ようとすると帰り車のラッシュに捕まる。
速いときなら1時間強のところが、2時間半はかかったようだ。
ようだ、というのは、例によって寝ていたからだ。
気が付くと真っ暗で、詐欺のようである。

すっかり日も暮れたが、何もしないで台北泊まりではつまらない。
北投の公共温泉へ。

ここは、坂に段々畑のように作られていて、
源泉から出てくる場所が最も熱く、下に落ちるに従って冷めていく。
水着着用であり、日本の温泉地ほど綺麗とも言えない。
着替え室もシャワー兼なので、床は濡れている。
慣れない人も多いかも知れない。
バックパッカー風の数人を見かけたほかは、
台北に近い温泉だというのに、日本語も聞こえなかった。
とは言え、来台以来、湯船に浸かる体験自体が少ない私は、
肩までお湯に浸かれただけで、それなりに満足であった。

風呂好きな方は、立派な温泉ホテルも多くあり、
泊まらずに内湯に入ることも可能なので、温泉めぐりもまた一興だろう。
北投の温泉イメージを下げるのも申し訳ないので、まともな情報も付け足しておく。

北投から南下して、士林の夜市。
すっかりポピュラーな台北観光の構えである。
士林到着が午後10時半でも、夜市は元気にやっている。
その辺の店で買ったものを持ち寄って食べる。
士林には、大きな展示場のような場所に食べ物系の屋台が集まっており、
屋根付きの椅子机スペースも用意されている。
雨でも安心して、屋台気分で色々なものを食べることができる。
日本の観光客にもありがたいことに、やや味が濃いめだ。
なるべく日本で見かけないような物を食べて貰いたいものである。

さて、食べるものも食べたところで、やることがない。
どうしようか、と思ったが、既に12時を回っていたことに気付いた。
別にやることなどなくていい時間だった。
とりあえず台北駅まで出て、その辺をうろつく。

ホテルはあるが、ここも高そう、あそこも高そうとなり、
なぜか西門まで歩いてきてしまった。
西門の少し裏に入ったところにあったホテルに行くと、
一部屋700元で、二人でも同じ値段だという。
台北まで来て、一人400元以下で泊まれるとは思わなかった。
もちろん最低限の設備で部屋も狭く、
あまり広くないダブルベッド一つに掛け布団も一枚。
それでも、バスタオルもリネン系も付いているので十分だ。
部屋の狭さも、日本の地方にあるビジネスホテルを見慣れた人間には、
むしろほっとするくらいの「ちょうどいい」狭さである。
おまけに台北市内なので、無線LANも入って回線も速い。
一人泊まりなら、むしろ短期には理想的かも知れない。
今後、急に台北泊まりの必要ができたら候補に入れよう。
妙な台北土産ができたな、と思いつつ、
明日帰る後輩に掛け布団はゆずり、ごろりと横になったらすぐ寝ていた。

翌日は、早々に後輩が帰っていった。
私は私で別行動を取り、色々と楽しいこともあったのだが、
もはやそれは、旅行ではなく日常の話である。
新たな旅に出ることがあれば、いずれまた記していくこととしよう。

   *   *   *

と言うことで、家に戻って参りました。
口調もですます調に戻ります。

冒頭のように、いつの間にか周りが変わっていって、
何だか妙に収まりのつかない気分の中、新しい年度が始まります。
そして私は、また役に立たない台湾情報をご紹介して参ります。

旅行中のように、何でも記してやろう、などと肩肘張らず、
なるべくのったりのったりと、妙な写真を添えまして、
一口サイズのスナックのような文章を綴っていきたいと思います。
癖はありますが、食べ慣れると、わりと毎日いけますよ。

お時間お暇がおありの方は、ゆるゆるとお付き合いいただき、
お時間お暇の取れない方も、たまに覗いてゆるんでいただければ、
これに勝る喜びはございません。
ぼつぼつと参りましょう。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
↑ちゃんとした台湾情報はこちら。私もうっかり混じってますので、
一日一回押してくれると喜びます。一日一善。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月10日 (水)

イルカちゃん大活躍の巻(花蓮→大甲、2008年9月9日)

2008年9月9日(火)。
花蓮で目覚める。
それにしても、わずか二日間で新竹から花蓮まで行き、
太魯閣観光までしてしまうとは驚きだ。
…二週間かけて環島することの方がどうかしている、
というツッコミが聞こえなくも無いが、気のせいだろう。

荷物をまとめ、前回と同じくロビーにて更新。
フロントのおばちゃんがいなかったのは残念だが、
犬は相変わらず寝ていた。

朝食は美而美。わりあい有名な朝食チェーンだ。
台湾の人には、「ハンバーガーは朝食べるもの」
というイメージはそれなりに定着しているものらしい。
昼以降にハンバーガーでも、などと言うと、
中年以降の人に「あんなの朝食べるもんだ」と言われることがある。

セットがあったので、特に見もせずBセットを注文。
唐揚げバーガーのようなものとミルクティーが来た。55元。
後輩が頼んだAセットはハンバーガーとミルクティー。50元。
ハンバーガーも、焼き肉バーガーに近い肉肉しいものだ。

時刻表も大して確認しないまま来たので、
移動の電車がどうなるか不安だったが、
無事に最速の「自強号」を確保。

今日は大甲に出ることにした。
環島時に屋台に入り、なぜか歓待された場所である。
その後も電話連絡などを受けていたので、
後輩が来たついでに行ってみることにしたのだ。
出ることにした、などと軽く言っているが、
花蓮から台北に出て、大甲へと南下する。
このルートは、要するに台湾半周以上、数百㎞はある。
我ながら、なかなか無茶なことをしている。

乗り込んでみると車両が新しく、快適だ。
飛行機を模したような構造で、乗り心地もなかなか。
当初は台北に戻って次の手を考える予定だったのだが、
車内で切符を買い足して、台中まで一気に行くことにした。

なお、自強号は基本的に全席指定である。
席番号の決まっていない切符もあるが、
その場合、指定席の客が来たら移動する、というシステムらしい。
途中で買い足したためか、台北以降は自由席扱いとなった。
と言うことで、台北で指定席客に追われ後方移動。
最後尾のスペースに溜まる。
座席に座り続けるのも限界だったので、ちょうどいい運動だった。
平日の台北→台中間はそこまで混み合わないようだ。
新竹あたりでまた座ることができた。

車窓の風景を見ると、バイク移動の日々を思い出す。
二週間ほどしか経っていないわけだが、かなり前のような気がする。
いくら懐かしくても、移動中ずっと起きていたら大変な時間だ。
だが、幸いと言うか何というか、私は寝付きがやたらにいい。
自宅は言うまでもなく、ホテルでも同室者に
「トイレに行って、帰ってきたら寝ていた」と言われることも珍しくない。
そして、バス電車飛行機での移動は特に速い。
あの揺れやリズムある音がそうさせるものか、
車窓を楽しむ余裕もなく寝てしまうこともしばしばだ。
まして今回は足も伸ばせ、そこそこ広めの自強号だ。
何とか一時間くらいは懐かしもうとしたのだが、
写真の2~3枚も撮ったところで寝た。
ところどころ目が覚めつつも、気が付くと台中。
何時間かかったか今ひとつわからない。
体感時間としては二時間もかかっていない。
都合のいい体質もあったものである。

台中では特にやることもなかったので、
軽くかき氷など食べた後、大甲へ移動することに。
台中県には違いないが、大甲は大きな河を超えた先だ。
バス停を探すのも一苦労する。
辿り着いたバスも、どうも何種類かあったようだ。
たまたま当たったのがミニバスのようなものだった。
台中は始発なので座れたが、細かく停まっていくのでとにかく遅い。
何やかやで二時間半以上かかった。

と、いかにも一苦労したような言い方をしてみたが、
またここでもがっつり寝たので、体感時間は30分程度である。
本当に、今日は我ながらあきれるほど寝ている。

大甲に来たからには、ということで廟に参り、前と同じホテルを取る。
街をしばらくうろついた後、友人の屋台へ。

なお、友人の屋台と言ったが、実際は違う。
友人自身は、昼間に別の仕事をしている。
奥さんが屋台の主人である。
そんなわけで、三人いる娘達は屋台に「帰って」来る。
我々が行った時も、娘達は屋台の前で宿題をやっていた。
日本なら、下手をすると寂しげに見えかねないシチュエーションだが、
台湾では子供が夜に外に居ても普通のことなので、
友達まで並んでみんなで宿題をしていて、非常に楽しげだ。

奥さんの代わりに「スープはいる?」「ご飯は?」
などと注文を取りに来たり、箸を持ってきてくれたりと、
しっかりお手伝いをしている。なかなか良い教育だと思う。
牡蠣オムレツ、魯肉飯にスープを丼一杯と、とにかく食べた。
ついでに、近くの店で紅茶まで買ってきてくれるサービス。
そして当たり前のように奢られる。申し訳ないことだ。

何か返せるものでも無いかと思って、
折り鶴を折ろうとしたのだが、折り方をすっかり忘れていた。
困ったな、旅行の帰りだったら土産でも持っているのだが…。
と思ったら、そういえば旅行帰りで、土産を持っていたのを思い出した。
そう、昨日買ったイルカちゃん饅頭だ。
何の意識もなく買っていたのだが、ちょうど三つで三人に一つずつ。
図ったように子供達にぴったりのお土産となった。
安いRPGゲームを地でいくようなことをしている。

午後九時頃になり、友人達が合流。
ビールをどんどん空けて、料理もそこここから持ってくる。
大したことは話していない。
どころか、前回と同じようなことを話しているのだが、実に楽しい。

食べ過ぎていたので、ビール二本くらいで限界になる。
「どうした、今日はあまり飲まないじゃないか」と言われるが、
酔って入らないと言うより、物理的に入らない。
屋台から買ってきてくれた、
エメラルドグリーンの魚卵の軍艦巻が非常に気になったものの、
食べることができなかったのは無念だ。
一杯の腹をさすりつつホテルへ戻り、胃薬を飲んで寝た。

それにしても、私とともにここ数日行動している後輩は
「観光」旅行に来たのか、行程を読み直すとはなはだ疑問だ。
まあそれなりに楽しんでいるようなので良しとしよう。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
↑ちゃんとした台湾情報はこちらへ。
なんと、一日一回押すだけで私が喜ぶという仕組み。一日一善。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 9日 (火)

観光バスとイルカちゃん(花蓮、2008年9月8日)

2008年9月8日(月)。

朝早めに起きてフロントへ。
バイク移動をあきらめた関係で、
太魯閣行きの観光バスに飛び込みで参加することにしたのだ。
ゼータクだ、前みたいにバイクで行ってひどい目に遭え、
などとは言わないでいただけるとありがたい。
私は拳闘士ではなく旅行者なのである。

連絡を取って貰った結果、無事に予約完了。
ホテルの前まで拾いに来てくれるという。
短い時間の間に朝食を取ろうと、ホテル目の前の「食堂」で朝食。
なぜカッコ付きかというと、
ちょっと良い家が近くにホテルあるから始めてみた、
くらいの設備と料理だったからだ。
食事場所は綺麗なのだが、料理が寂しい。
「精進料理可能」とあったが、言われなくてもほぼ肉がなかった。
粥とトーストにおかず数種類を自分で取る、といったような、
ビジネスホテルなどで付いてくる朝食とあまり変わらないが、
ホテル代込みでなく別払いすると損した気になる。

ひとしきりかっこんだところで、電話がかかってきた。
バスの運転手だ。近くの公園の角で待っているという。
行くと、かなりちゃんとした観光バスがあった。
花蓮市内のホテルを回って客を拾っていく。
が、結局12人しか乗らなかった。
これで毎日出ているらしいいのだが、大丈夫か。
などと、人事ながら思ってしまう。
まあ、1日観光コースとは言えそんなに安くもないし、
太魯閣と言えば台湾でも有数の自然観光の地だ。
土日祝日はかなり混み合うのでこの人数でも何とかなるのだろう。

観光コース自体は良く練られているのだろう。
いちいちなかなか面白い。行ってみる価値は十分にある。
私などが贅言を重ねることもないだろう。
多くあるであろう、素晴らしい紹介記事をご参照いただきたい。

ただ、途中の「老人でも楽に行ける」とされる遊歩道が、
徒歩で40分ほどかかり、途中で懐中電灯必須の地点まであった、
ということは付け足しておこう。どんな老人向けだ。
水分補給を忘れずに。

確かに見る価値はあった。
そして、下見しておいて良かった。
バイクで走れば非常に面白い地域であることは間違いない。
ただ、雨と日の入りがやばい。本当にやばい。
山の中で何もない。半笑いでへらへら行けるような地域ではない。
バイクで行くなら、しっかり準備してから行くことにしたい。

夜は、レンタルバイクで花蓮市内を回る。
後輩と二人がかりで地図と首っ引きで移動したので、
前回どうしても辿り着けなかった店にも行け、
また行きたいと思っていた串焼きの店も堪能した。

前回は一人移動で面倒な上、
バイクで荷物も増やせないので入る気がしなかったが、
町中にあふれる土産の店にも何軒か入る。
「イルカちゃん饅頭(訳・文和)」を購入。
可愛げなイルカちゃんのパッケージにくるまれて、
別にあまり関係のない、普通の饅頭が入っている。

この手の商品、今の日本の若い人にあげたら
「馬鹿にするな」と言う人もいそうで手を出せないのだが、
台湾の人はあげるとけっこう素直に喜んでくれそうな気がする。
こうしたものを買っていけるようになった自分のセンスが、
次第に台湾にすり寄って行っている気もするし、
元からこんな人間だったような気もする。
こうして人格が、太魯閣の大理石のようなマーブル模様になっていくのだろう。
そして、綺麗にまとめた気になっている。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
↑ちゃんとした台湾情報はこちらへ。
なんと、一日一回押すだけで私が喜ぶという仕組み。一日一善。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 7日 (日)

新竹に向かって戻れ(台北→新竹→台北、2008年9月6日)

2008年9月6日(土)。

久しぶりということで、
親と同じ部屋に泊まっていたにもかかわらず、
デジタルテレビを録画し、サイトを更新する。
まあそんなもんだろ、と気にしないでくれるあたり、
色々な意味でいい親を持ったものである。

捷運を使って台北駅へと移動。
両親は乗り換えの途中が遠くて大変だ、とのこと。
確かに、よく知らない駅構内で歩きが長い、というのは、
あまり想定していないだけに精神的にダメージがある。
台北に来た友人をMRTで案内するときなど、
相手によっては注意した方がいいかも知れない。
…台北に来ると、こんな何気ない情報でも役に立ちそうで、
役に立たない情報を標榜する当サイトとしては歯がゆい。

今日は、親が私の住む新竹の様子を見たいとのことで、
高速バスを使って移動することにした。
思ったよりも道が混んでおり、1時間半ほどかかる。
やはり土日の混みようはなかなか読み切れない。
時間はかかったが、高速バスの各社の競争のおかげで、
バスの座席はかなりゆったりしたものが多く、のんびりできる。
親も私も寝て過ごした。

新竹で降りて、私の住む部屋に移動。
大学内を歩き回り、どんなものか日常生活を教えて回る。
ついでに洗濯やら土産や持ち帰ってもらう荷物の整理など、
およそ観光とはほど遠いことで時間を費やす。

その後、新竹駅前にバスで出て、例によって貢丸と米粉。
安めの食堂で魯肉飯、屋台で臭豆腐などと、
そこここで軽いものをちょこちょこと食べさせつつ回る。
色々な味を少しずつ食べることで、値段も安めに抑えつつ、
日台の味の好みの違いによるリスクを下げようと言う回避策である。
と、いかにも良策のように言っているが、
私が普段からいる新竹なので、同じ店ばかりではつまらないと、
色々行ってみようとしただけだ、という話もある。
それでも、それなりには楽しんでくれたようだ。

帰りも違う交通機関を使おうと、高速鉄道で台北へ。
この二日間、バイクで移動、高速バスで移動、高速鉄道で移動と、
どんどん所要時間が短くなっているだけに、何だか余計に速く感じる。
そもそも台北→新竹間は、バイクで行くような場所ではないが。

帰った段階で午後九時だったのだが、友人へと電話。
実は昨日、バーベキューをやるから来ないか、と誘われていた。
なかなかに楽しげで行きたかったのだが、
さすがにわざわざ日本から来た親を差し置いてまでは行けない。
もし行けるようなら、とは言っておいたものの、
どうなるかは不明な状況だった。

時間的には参加が難しそうだったが、
誘いをくれたことへのお礼くらいは言っておこう、などと、
人並みに殊勝なことを考えてみたのだ。

ところが、まだやっているという。
そして、来るなら迎えに行くという。
親は、これからホテルに帰って寝るだけだ。

と言うことで、殊勝な考えなどどこへやら、
終わりに向かいつつあるバーベキューに、
当然のように合流することにした。

基隆河のほとり。
と言っても河のそばというより、ただの大きな広場だ。
夜だというのにかなりの台数の車が集まっている。
そして、いくつもの団体がいる。もちろんバーベキューだ。
その中の一つに見慣れた顔の面々。
見慣れた顔と言いつつ、実は友人の親戚の集まりなので、
参加者の中で親戚の彼女彼氏ですらないただの友人、
というのは、どうも私くらいのものらしい。
そんな中、あっさり馴染んでいる自分の図々しさにあきれるが、
あきれるのは決まって家に帰ってからなので手遅れだ。

このバーベキュー、来週日曜の中秋節にちなんでのものだ。
中秋節にはつきものということで、文旦を食べている。
そしてこれまたつきものと、文旦の厚い皮を帽子代わりにかぶる。
この行動、台湾で文旦を食べた時にはメジャーな行動らしいが、
何かしらの理由があるものかないものかわからない。
とりあえず、何も説明しないまま人に被らせ、
その場が何となく半笑い感につつまれる。

終わりかけだろうに、肉をがすがすと切ってわすわす焼いてくれる。
ビールをついでくれる。冬粉(春雨の麺)を作って出してくれる。
涼しくなった野外は気持ちが良く、どれもうまい。
そして、何の権利でくつろいでいるかはわからない。
ひとしきり楽しんだのち、お開きに。
わざわざ両親のいるホテルまで来るまで送ってくれた。

今日は親の案内もそれなりにうまく行き、
バーベキューもいいとこ取りのように楽しんだ。

どれもこれもと欲しがっていては、
本当にやりたいこと、本当の楽しさは味わえない。
二兎を追う者は一兎をも得ず。
一つに集中して枝葉を切ることで、本物が得られる。
そんな発想も、もちろん一つの考え方だ。

だが。

一つのことばかり集中しては、
視野も狭くなり、楽しさを比べる視線も曇ってしまう。
井の中の蛙大海を知らず。
どんどん枝葉を広げることで、豊かな楽しみのバリエーションが得られる。
そんな発想もあっていい。

あれもこれもと求めつつ、どれも同じように欲しがって、
結局どれもこれもそれなりに達成することができ、
なかなかに満足できた、という今日の日であった。

そして一番の被害者は、一日放っておかれた後輩かも知れない。
まあ明日以降、嫌でも同行することになるので、
私と一緒にひどい目に遭うことで埋め合わせとして貰おう。
穴に黄金を詰めようが、産業廃棄物を詰めようが、埋め合わせには違いないのだ。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
↑ちゃんとした台湾情報はこちらへ。
なんと、一日一回押すだけで私が喜ぶという仕組み。一日一善。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年9月 6日 (土)

台北に向かって走れ(桃園→台北、2008年9月5日)

2008年9月5日(金)。

体がぎしぎし言っている。
不思議にくしゃみが止まらない。
人に噂でもされているのか、
タンデム移動がやはり慣れていないものか、
それともソファーで寝たためか。

とりあえず朝食でも、と思ったが、
中途半端な時間に出たので朝食系の店がやっていない。
もういいや、と朝から牛肉麺。
どこで食べても、赤黒いスープはうまい。
なぜこれが日本に入って来ない、と思うが、
同行の後輩に言わせると合わない人も多いだろう、とのこと。
毎日食べるとなると確かに難しいかも知れないが、
トマト入りなど、ややマイルドに抑えたメニューを強調し、
ラーメン激戦区に「個性派ラーメン」などと言って一軒構えれば、
それなりにファンは獲得できると思う。

まあ、そんな薄っぺらい出店計画はどうでもいいとして、
桃園市内の友人の家へ。
電話ではやたらそっけない友人だが、
直接行くと相変わらず親切だ。

挨拶もそこそこに、発音練習を始める。
別に後輩は語学を学びに来た訳ではないが、
友人は人に物を教えるのが好きなので、
せっかくだからと発音記号などを学んでみることにしたのだ。
そして、ついでに私が発音を矯正して貰おうという腹だ。

友人の家はなかなかにゆったりしており、家具もでかい。
大きめのソファーに後輩と座りつつ、
くつろいだ姿勢の友人から雑談を交えつつ、
窓から入り込む明かりの下で発音を学んでいる様は、
村の私塾みたいなようなものだ。
雰囲気も良いが、タダなのがさらに良い。
厚かましくも数時間居座る。

そして、後輩がもう少し話が聞きたいと言うので、一人台北へ移動開始。
友人は鷹揚に構えてはくれているものの、
彼とは初対面である後輩を置いていくのも我ながら何だな、とは思う。
皆さんにおかれましては、
私のような厚顔無恥な人間にならないでいただきたいものである。

天も、このようないい加減な行動を認めなかったものか。
友人の家を出る頃、空模様が危うくなってきたと思うと、
雨がどんどん強くなってきた。
パソコンを持っての移動による危機感で、早めに雨合羽を着る。
こんなところでだけ台湾一周の成果が出ている。

雨がひどい。
雨がひどい。
雨がひどい。

別に壊れてしまったわけではなく、
台北に至るまで延々と雨がひどかったのだ。
私に表現力があれば、こんな書き方はしないわけだが。

対向車線のバスに水をざばざばかけられる。
道がべこべこしているので速度が出せない。
当然、膝から下は水に浸る。
ああ、これはあぶない。パソコンと携帯電話があぶない。
危機感を覚えつつも、こんな中で機器を出したら終わりなので、
無事であることを祈りつつバイクを走らせる。

とは言え、後輩を連れていたら合羽でリュックを覆えなかっただろうから、
パソコンは確実にやられていただろう。
その結果起こるのは、責任の押し付け合いによる殴り合いだ。
殴り合いをせずに済んだのだから、この程度の雨は仕方がない。

もはや、無理があるにもほどがある理屈で自分を納得させる。
止まっていたら納得する訳がないが、
バイクで走りながらなので、わりと納得してしまう自分が恐ろしい。

そんなひどい目に遭ってまで台北へ行ったのは、
親が日本から来ていたためである。
合流後は、あらかじめ紹介しておいてもらった料理店や、
士林の夜市など回る。
もちろんこれはこれで楽しいものではあるが、
きわめて基本的な台北観光であるので、
情報については多くの有益な他サイトをご参照頂きたい。
親が夜市で買ったのが安いベルト一本にビニールひも、
というあたり、逃れようもない性格の類似が現れている。

鉄道やバスを使っても、乗るまでの移動で歩く。
夜市に行けば、夜市の中を歩く。
建物の中がでかいので、部屋移動で歩く。
日本の街が、基本的にほとんど歩かずに済むように出来ていることを、
あらためて親の疲労で実感する。
そして皆さんにおかれましては、
親が疲労していたらそんな実感を抱く前に休ませてあげていただきたい。

あまり無理しても親の台湾印象が悪くなるだけなので、
早めに夜市を切り上げて休むことにする。
親の泊まっている部屋に補助ベッドを足して就寝。
ソファーよりずっと快適だ。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
↑ちゃんとした台湾情報はこちらへ。
なんと、一日一回押すだけで私が喜ぶという仕組み。一日一善。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 5日 (金)

夜市の埼玉(新竹→桃園、2008年9月4日)

と、言うわけで、桃園で寝たのである。
である調に戻ったことで、
おわかりの方はおわかりかも知れないが、今は外出先である。

先日からちらほらと触れていたように、
九月の頭となり、少し航空券の相場が下がったことで、
時間に多少の余裕がある学生の後輩やら両親やらが、
台湾に押し寄せてきた。

せっかくなので、色々と人々を案内したり、
いわゆる「ちゃんとした」旅行者に同行することで、
あらためて自分の環島(台湾一周)をとらえ直そう、というわけである。
…できれば、せめて半月くらいは客観化する時間が欲しかったが。
と言いつつ、後輩とは山間部方面へも行ってみようとは思っている。
安全と健康とネットと良好な人間関係の維持。
こうして私も社会に適応していくのである。

2008年9月4日(木)。
昨晩、後輩が新竹へやってきた。
連絡手段・合流時間が不明という危うい状況ながら、
結果的にはわりと何とかなった。
夜遅めで夜市などは閉まっていたが、とりあえずぐるぐると連れ回す。
新竹市ツアーガイドもずいぶん効率的になってきた。
ただ、あまりに効率的に過ぎて、見た人間は
「見たけれど、何だったかわからない」状態かも知れない。
そして、それをガイドと呼んでいいのかは不明だ。

そして、かなり遅めに寝る。
せっかく来たので後輩と話していたこともあるが、
今週最終回を迎えるドラマの録画をしていたせいである。
語学の練習、くらいのつもりで見始めたものでも、
一日二時間のドラマを週五回も見続けてしまうと、
なかなか途中で止めることはできない。
録画してまで見ている人間も少ないだろうが。

翌日。
大学の食堂で朝食を済ませた後、新竹昼観光。
と言いつつ、バイクから降りもせず連れ回すのみである。
移動があるのでまあ仕方がないと、例によって自分だけで納得する。
万事このような具合にもかかわらず、
友人やら後輩やらから何とか愛想を尽かされないでいるのは、
全く奇跡のようなありがたい話ではある。

そして、桃園へ移動。
大渓老街という、古い商店街へ向かう。
「三丁目の夕日」のようなものをイメージする方も多いだろうが、
こちらの商店街は、どちらかというと大正モダンのような、
デコレーション豊かでモボ・モガ感のある風景だ。
その中でシンプルな駄菓子やアイスクリームなどが売っているのはやや違和感があるが、
どうもこれが台湾のレトロ感らしい。
国立伝統芸能中心も、似た雰囲気だったのを思い出す。

そして、ここでは超有名店である「碗○(米扁に果)」の名店へ。
とりあえず、この街に来た有名人はみんな寄るようで、
政治家から芸能人から歌手から、みんな来ている。
大まかに言うと茶碗蒸しのようなものであるが、
本体部分にあたる白いものがより弾力があるようだ。
そして、甘いのと塩辛いのがあり、塩辛いのを選択。
ニンニク醤油をかけて、まふまふと食べる。

うん、決してまずくはない。そして、うまくはない。
うまさが良くわからないのだ。
何が美味いのか、とらえどころがわからない。
だが、いつの間にか食べてしまう。
これだけ味を決めかねるままでも、
するする食べてしまえるところを見ると、名店なのだろう。
と、妙な納得の仕方をする。
またこの街へ来たら、またこの店へ行ってしまうような気がする。

その後、出発が遅く、かつ雨にさんざん降られたので、
げんなりして桃園市内に出ることにした。

一般の観光客の方にとって、桃園というのは空港でこそあれ、
これと言って何かをするような場所ではないだろう。
だが、台北からほどよく離れ、都市としては独立もしていつつ、
台北からの通勤圏としても成立している、という状況は、
我が地元・埼玉県を彷彿とさせる。

たしかに観光地として何かをする、という訳でもないのだが、
ガイコクに置かれた自分の昂揚感と、そこはかとない不安感のある場所に、
慣れ親しんだ場所の影が重なる感覚。
これはなかなかに愉快なものだ。
私は何度も来ているので地元感覚がどんどん勝ってきたものの、
台北市以外ほぼ初体験の後輩にとっては、
やはりなかなか面白いものらしい。

観光情報的なものもあげておくならば、
夜市の変わり日本語Tシャツなどが好きな方には、
桃園駅前付近に多くある洋服店街はおすすめだ。
夜市的センスの品が、ほどよく最新流行から滑り落ちた後、
どうやら最初に回ってくるのが桃園なのだと思われる。
なので、品揃えも夜市より多く、
かつそこそこ実用的なものも混じっているので、
ただでさえ安めの夜市系Tシャツが半額位で買える。
ついでに、夜市的な洋服の屋台もたくさんあるので、
他の地方都市ではまず考えられないくらいに、
夜市系ファッションを容易に安価に入手できる。
さらに、駅前にはデパートも二軒あるので、
ある程度ちゃんとした服も調達できると思われる。

桃園県とは言え、空港へのアクセスは台北市と大差ないのだが、
どうせ台北でやることがない、という方であれば、
旅行の最後の晩は桃園で、などというのも面白いかも知れない。
お土産として買って帰るなども手だろう。
と、何だかちゃんとした観光情報のような形で締める。

なお、ホテルは環島時と同じような部屋だが、
二人で頭割りになるので安上がりで助かる。
今回は予想以上にラブホテルな場所だったため、
風呂の戸が半透明でやたら使いづらいのが難点だ。
ソファーで寝る。

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
↑ちゃんとした台湾情報はこちらへ。
なんと、一日一回押すだけで私が喜ぶという仕組み。一日一善。

| | コメント (0) | トラックバック (1)